【スマートシステム学科】歌谷昌弘教授が着任しました!
本年度4月より、工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)の教員として、歌谷昌弘教授が着任しました。今回は、歌谷教授より着任の挨拶が届いておりますので、スマートシステム学科学長室ブログメンバーの伍賀が報告します。
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こんにちは。工学部スマートシステム学科で電力工学研究室 を担当します歌谷昌弘です。これまで人の快適度を考慮してエアコンを制御することで省エネルギーを実現する研究を行ってきました。この研究では、快適度を判定する際に放射温度計が複数必要なのですが、とても購入することができなかったため、学生たちと仕組みを調べて自作することでこの問題を解決しました。 下の写真で示すのが、その研究で開発した回路です。
私は尾道生まれなので、福山大学の隣にある尾道市立西藤小学校や藤井川へは子供のころ遊びに行ったことがあったため、福山大学のある三蔵という地名は知らなかったのですが、地理的な位置関係はおおよそ認識できていました。そのためか、大学や所属する学生さんたちに親近感のようなものを感じています。
その尾道の実家がみかん農家であったことから、昔から農機具を分解・組み立てする様子や、刃物の手入れの様子を見て育ったためか、その仕組みを理解して自分で何かを作り上げたいと思い、いろいろながらくたを組み立てては分解していました。今でもホームセンターへ行くと、必要もないのに工具やボルト・ナットを見て回ってしまいます。
これまで行ってきた研究で、マイコン、センサ、シリアル通信等を使う経験を蓄積してきました。この経験を応用して、現在農作業の負担軽減を目指した研究にも取り組むようになっています。まだ始めたばかりの研究なので、福山大学の学生さんと一緒に取り組んでみたいと思っています。
歌谷昌弘教授
学長から一言:歌谷昌弘教授、福山大学へようこそ! 電気工学と電子システムという2つのコースから成るスマートシステム学科の一方の領域を支える大黒柱の役割が期待されています。学生諸君を巻き込んで、モノづくりの面白さを大いに示して下さい。