【メディア・映像学科】学科主催映画上映会、準備は順調です!

【メディア・映像学科】学科主催映画上映会、準備は順調です!

メディア・映像学科主催の映画上映会が迫ってきました。準備状況レポートが映画会実行委員の学生から届きましたので、学長室ブログメンバーの渡辺が紹介します。

*******************************************************************

映画会について

4月29日(金・祝)に、私たちが準備を進めてきたメディア・映像学科主催の映画上映会を開催します。もともと、今年2月の開催を予定していたのですが、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて中止になり、2022年度の開催を目指して準備を続けてきました。そんな困難な状況のなか、多くの方々のご協力のもと、いよいよ開催日が迫ってきました(感染状況によっては変更の可能性があります)。

映画上映会では、2015年度に『心が叫びたがってるんだ。』2016年度に『小熊と満月』と『ロンドンコーリング』2018年度に『寝ても覚めても』を上映しました。どの年も作品に携わった方々をお迎えし、ティーチインの場を設けました(渡辺追記:なお、2018年度のティーチインにお越しいただいた濱口竜介監督による『ドライブ・マイ・カー』が、アカデミー賞国際長編映画賞を受賞しました。おめでとうございます!)。

そして、今回上映するのは「地方の時代映像祭2021」で、グランプリを受賞された番組であるOHK岡山放送さんの『忘れてはいけないこと~認知症受刑者が問いかけるもの~』です。映画会でドキュメンタリー映像を上映するのは初の試みです。今回はOHK岡山放送アナウンサーの岸下恵介さん、OHK岡山放送カメラマンの高原信二さんをお迎えし、ティーチインの場を設けます。

映画会実行委員の活動の様子

さて、映画会実行委員は役割を3つに分けて活動しています。①渉外、②取材、③広報です。それぞれどんな活動をしているのか詳しく紹介していきます。

渉外で活躍しているのは、3年生の廣瀬健人さん(岡山県立勝山高等学校出身)と森野巧己さん(広島県・崇徳高等学校出身)の2人です。2人は、映画会開催にあたってパンフレットに掲載するお祝いのメッセージを頂くため、説得力のある依頼状を作成したり、メッセージを頂戴する候補者を迅速にリストアップして委員会のミーティングで承認を得たり、映画上映会の「交渉役」として活躍しています。2人の見事な活躍で、パンフレットの作成からポスター掲載までの様々な作業が驚くほどの速さで進んでいます!

取材担当として準備を進めているのは、4年生の落合千尋さん(広島県立三原高等学校出身)と松永雪花さん(広島県・銀河学院高等学校出身)です。2人は、今回取り上げる『忘れてはいけないこと〜認知症受刑者が問いかけるもの』を何度も何度も視聴し、映像に対して浮かんだ疑問や違和感をリストアップし、ティーチインに向けて準備を進めています。この2人が、映画会当日に、実行委員の代表としてティーチインの場に立ちます。映像を見ただけではわからない部分を掘り下げるだけでなく、「ドキュメンタリーってなんだろう」という疑問にまで迫ろうとする鋭い質問を準備中です。どんなティーチインが繰り広げられるのか、ご期待ください。

そして最後に、広報は4年生の瀬戸翔太さん(広島県立福山誠之館高等学校出身)と3年生の高垣愛加さん(広島県・盈進高等学校出身)です。広報の2人は、ポスターやチラシ、パンフレットなどの販促物の他、新型コロナウイルス感染症対策の一環で、来場者に配布する参加票を作成しています。使用する色からフォントの種類、そしてレイアウトなどは何度も調整を重ねた自信作です。私たちの制作物によって、「誰かを排除」することがないように配色とフォント選びには時間をかけました。

4月29日(金・祝)の本番まであと少し。素敵な映画上映会になるよう日々準備中です!

皆様のお越しを実行委員一同、お待ちしております!

 

 

学長から一言:メディア・映像学科主催の映画上映会が4月14日の本ブログでも紹介したとおり、来週に迫ってきました。今回はこれまでのような商業映画の上映ではなく、テレビドキュメンタリーとそれにまつわる関係者によるティーチ・インとの2部構成。配布するチラシ等のレイアウトまで学科の専門性を活かして工夫し気配りするなど、準備に当たった学生諸君の熱の入れようが伝わってきます。当日、会場が大盛況になることを願っています。

この記事をシェアする