【情報工学科】協働事業契約にもとづいて長期インターンシッププログラムを実施！

株式会社エースシステムズと協働事業契約を締結し、地場産業発展へ寄与するIT人材の育成環境のため構築した長期インターンシップが実施され、最初の修了生を輩出しました。情報工学科の中道から紹介します。

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福山大学は、株式会社エースシステムズと協働事業契約を締結しており、地場産業発展へ寄与するIT人材の育成環境についてインターンシッププログラムの企画、検討を進めてきました。IT系では各地で広まりつつありますが、まだまだ中国地方では見ることがほとんどない長期のインターンシップ、その実施に向けて、学生の履修によるスキルの把握にもとづいてインターンシッププログラムを企画しました。

プログラム開発実践コースの概要

プログラム開発実践コースとして、Webシステムのプログラム開発を行います。設計書をもとに仕様の理解、プログラミング、テスト等の業務に近い内容を専任の担当者が指導します。１５日間程度の作業工数の開発を３か月の期間内で完成し、インターンシップ終了後は修了書を渡します。

通常のインターンシップでは、このような修了書はないかもしれませんが、あえて長期で学びスキルを身につけた証明として修了書を渡しています。

株式会社エースシステムズ代表取締役社長の岡田祥平様から修了書の贈呈

このたび、第１回の参加者がインターンシップを終了し、修了書を渡すまでプログラムが進みました。

修了書を渡されたインターンシップ参加者の喜びの声です。

修了した工学研究科１年生の山本さんから
「今まで、システム開発のイメージは授業で得たぼんやりとしていたものだったのですが、インターンシップに参加してプログラム開発のプロセスを体験できたので、システム開発業務の流れを理解することができた気がします。約３か月にわたって、丁寧に教えていただいた講師の方には本当に感謝しております。」

現在、続々と受講生や修了者が増えており、地場産業発展へ寄与するIT人材がますます増えればと期待しています。

学長から一言：予め企業との間で締結した契約に基づき、参加学生の知識や技能の獲得過程を事前にしっかりと把握しプログラミングした上で実施されるインターンシップ。期間も長く、充実した内容にふさわしい本格的な修了書まで準備され、参加学生はきっと達成感を十分に感じたことでしょう。地元企業とのコラボのさらなる発展が楽しみです。