【工学部】春の見学会、工学部の教育・研究環境を体感!
3月12日(土)に開催されました福山大学「春の見学会」。工学部では、スマートシステム学科、建築学科、情報工学科、機械システム工学科の見学ツアーが実施されました。
このことについて、伍賀、佐々木、中道、真鍋が紹介します。
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3月12日(土)に開催された福山大学「春の見学会」は、高校2年生の参加が多いため、工学部ではまずそれぞれの学科を知っていただくためにスマートシステム学科、建築学科、情報工学科、機械システム工学科の見学ツアーを実施しました。
スマートシステム学科では、香川教授のナビゲートでETロボコンなどに取り組むプロジェクトルームや、実習授業のロボット製作や卒業研究の実験装置などの製作に活用する軽作業室を紹介し、合同ゼミ室で各研究室で取り組んでいる研究内容の紹介を行いました。
また、合同ゼミ室のエントランスには、1年生が取り組んできたガンダムプロジェクトで製作した実物大コックピットを展示しました。今回のツアーは時間が限られていたため、実際にコックピットに乗り込んでの操縦体験はできませんでしたが、1年生の学生有志によるデモンストレーションを見学に来た方々から「おぉー」と感嘆の声が上がりました。
建築学科では、製図の授業が行われる製図室で、授業の時のようにスクリーンを見ながらの学科紹介が行われました。その後、3年生が案内して、卒業設計の模型展示や学年製図賞の展示を回り、建築学科での学びの成果を見てもらいました。
情報工学科では、大画面ディスプレイが整備されたPC室、またITオフィスのような研究エリアを実際に見学していただきました。また、VR環境や視線計測環境といった研究環境や、ここでしか体験できない非接触操作技術についても紹介しました。
機械システム工学科では、まず加藤工学部長から工学部全体の説明があり、工学部の特徴、就職状況の良さや面倒見の良さなどが紹介されました。その後、工場見学を行いました。機械を作るための工作機械、自動車の部品、整備実習の様子を紹介しました。
どの学科に進学したいか迷っている高校生もいましたが、副専攻制度というものがあり、他学科の科目も履修できるのです。異なる2つの学科の専門について学べることを伝える機会になったのは、見学会ならではだったと思います。
また、夏のオープンキャンパスでは、学科ごとに詳しく紹介しますので、是非参加していただければと思います。
学長から一言:コロナ禍にもめげず、オンラインなどではなく対面で実施した「春の見学会」には、各学部・学科ともたくさんの高校生の皆さんや親御さんがお越し下さいました。とくに珍しい機械や設備がところ狭しと並ぶ工学部はリアリティをもって見学して頂けたのではないでしょうか。今回は工学部4学科を順に巡るツアー。高校生の皆さんには、夏開催の次回にお目当ての学科について、もっと詳しく探索してもらいたいものです。