【工学研究科】国際会議IEEE LifeTech にてVirtual Poster発表!

【工学研究科】国際会議IEEE LifeTech にてVirtual Poster発表!

国際会議IEEE LifeTech 2022にて、工学研究科1年生の山本さんがVirtual Poster発表を行いました。このことについて、工学研究科の中道が紹介します。

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IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)は米国電気電子学会のことで、電気・電子の研究を目的とする世界最大規模の学会です。今回、参加した国際会議IEEE LifeTech 2022は、正式にはThe 2022 IEEE 4th Global Conference on Life Sciences and Technologies と呼ばれ、ライフサイエンスに関するシステム、デバイス、テクノロジー、プロセス、アプリケーションについて研究発表が行われます。
http://www.ieee-lifetech.org/2022/index.html

山本さんは、オンラインでの就職活動の中で、企業の方から面接応募者自身の改善のきっかけとなるフィードバックをぜひ提供してほしいと考え、フィードバックのフォーマットや面接官がフィードバックを作成することを支援する研究を続けています。

Takuma Yamamoto, Noboru Nakamichi, “Proposal of a Feedback Procedure for Students in Online Job Interviews”, Proc. IEEE 4th Global Conference on Life Sciences and Technologies (LifeTech 2022), pp.602-605, Mar. 2022.

山本さんの感想
「初めての国際会議ということで緊張もあったのですが、貴重な経験を積むことができたと思います。英語をもっと勉強しないといけないと強く思いました。」

山本さんPoster発表中

山本さんPoster発表中

SpatialChatでポスター発表

SpatialChatでポスター発表

今回のVirtual Poster発表で使われたIT環境はSpatialChat、「距離」の概念を取り入れた新感覚のビデオチャットツールです。2次元の仮想空間に参加者のアイコンが表示されており、会話したい人同士がアイコンを近づけることで、お互いの声が聞こえるようになります。コロナ禍の中、サポート体制も発展してきています。研究へのコメントも数多くいただけましたので、今後の研究に生かしていきましょう。

 

 

学長から一言:パンデミックへの対抗措置として日々深化する遠隔コミュニケーションの手法は、今や空間の壁を完全に取っ払ったようです。修士1年生にして国際学会での発表というのも素晴らしい。空間の他、時間や制度のバリアーも乗り越えられたようですが、最後に残った言葉の壁をどうクリアしていくか、新たな挑戦の目標が定まったようですね。

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