【情報工学科】情報処理学会第84回全国大会学生セッションでオンライン発表!
2022年情報処理学会の第84回全国大会が開催され、情報工学科からも学生セッションで研究発表を行いました。このことについて、情報工学科の中道と山之上が紹介します。
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3月3日(木)~5日(土)にかけて、情報処理学会第84回全国大会~変わる社会と情報処理~が開催されました。
https://www.ipsj.or.jp/event/taikai/84/index.html
対面での開催であれば、せっかくの愛媛の温泉郷近くですから、学会後の楽しみ方も考えられたというものですが、今回は愛媛大学とオンラインのハイブリッド開催と決まり、福山から遠隔での発表となりました。4年生とともに研究を進めた3年生が発表してくれました。以下、発表者やテーマ、概要などをお伝えします。
- 4ZG-04自動二輪車における車線変更支援インターフェースの提案
- 濱田流伊, 深井大晴, 中道 上, 山之上 卓(福山大)
- バイクに乗って車線変更をするときに、ヘルメットのシールド部分に車線変更可のマークを表示する研究です。
- 濱田さんの感想「初めての発表で緊張しましたが、良い経験になりました」
- 5ZG-05非同期型遠隔授業における講義スライドの作成時間と判読性の関係
- 田邊基起,卜部勇哉,中道 上(福山大)
- 講義スライドのアニメーション、箇条書きの内容をちゃんと読ませるなら1クリック1行表示がおすすめ、という視線の移動も分析した結果を発表しました。
- 田邊さんの感想「手をかければわかりやすくなるものではないということですね、など多くの質問をいただいたので今後の研究にも生かしていきたいです」
研究内容が伝わる良いプレゼンでした。そのため、オンラインにもかかわらず聴講者の方々から時間いっぱいまで多くの質問をいただくことができました。初めての発表、しかもZoomを使ってのオンラインポスター発表ということで準備が大変でしたが、無事に終えることができました。お疲れさまでした。
学長から一言:情報工学科の活発な研究活動の一端を示す情報処理学会での発表の報告ですね。教員の指導の下、また学会参加者との切磋琢磨の中で学生諸君が着実に成長している様子を窺うことができて、頼もしく感じます。年齢や立場、さらには職位などに関係なく、教員も学生(院生)も同等に研究成果を公表し合うのが学会と思っていましたので、「学生セッション」というのが設けられていることに興味をそそられました。