【機械システム工学科】機械設計技術者試験に3名が合格!

【機械システム工学科】機械設計技術者試験に3名が合格!

先日、令和3年度機械設計技術者試験の合格発表があり、機械システム工学科から3名の合格者が出ました。合格した3名のうち、2名から喜びの声が届きました!機械システム工学科の中東准教授から届いたリポートをもとに学長室ブログメンバーの小林が紹介します。

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機械設計技術者試験は一般社団法人日本機械設計工業会が主催するもので、1~3級があります。ただし、1級及び2級は受験資格として実務経験が必要なので、まずは3級に挑戦することになります。ちなみに3級は“機械や装置の詳細設計の補佐、ならびに関連する製図等の業務を行なえる能力に達した技術者、または機械設計全般の基礎知識を習得した学生を対象とした試験(一般社団法人日本機械設計工業会HPから引用)“となっており、試験時間は4時間にも及びます。

合格者2名のコメントを紹介します!

【喜びの声①】機械システム工学科3年生 羽藤智洋君
大学1年生の頃に、機械設計技術者の資格があることを知り、取得したいと思いました。
9月に大学で機械設計技術者試験対策講座の授業が始まり、まずは過去問題と授業の内容で自習をしました。10月には数年分の過去問が解けるようになり、11月には最後の追い込みをかけました。
機械設計技術者試験対策講座では、過去問題の出題内容や傾向を基に指導していただけるので、より良い環境で勉強に励むことができました。合格すると受験料が大学から補助されるので、勉強に取り組む際の、モチベーションに繋がりました。
資格の勉強を続けることで、専門分野の面白味をいつにも増して感じることができ、より勉強に関心をもつようになりました。大学できちんと学んだことが、就職活動において、証明されると思います。就職後、専門職の知識として生かしていこうと考えています。

☆これから資格取得目指す皆さんへ
過去問題を解いて、出題範囲の全体像を把握し、試験当日までの期間にやるべきことの目処をつけるといいと思います。

【喜びの声②】機械システム工学科3年生 宮本悠希君
機械設計技術者試験の対策講座が授業としてあるのを知っていたので、受験することにしました。勉強を始めたのは9月の対策講座が始まる時期からで、スタートが遅かった気もしましたが、長期間かけて勉強するよりは、目標を立てて短期間で集中して勉強するほうが継続しやすいし、今思えば、ちょっとした焦りもあったので時間を大切に使っていたと思います。9月と10月で出題科目を一通り勉強し、11月には苦手な部分や過去に出題された問題で間違えた部分を重点的に勉強しました。 
大学での対策講座では出題傾向の解説や、科目ごとに資料の配布がありました。また、大学の図書館に行くと教材や試験の過去問題集などがあったので、勉強しやすかったです。
この試験は科目数も多く、機械設計に関して様々な知識を得られるので、就職した後などに遅れを取ることはないかなと思います。今後は就活に活かそうと思っています。

☆これから資格取得目指す皆さんへ
いつから勉強を始めるか、1日に何時間勉強するかなどは、その人に合った勉強の仕方があるので自分で決めればいいと思いますが、具体的な目標を立てておくこと(この科目は満点狙うなど)と、勉強の質を高める(だらだら勉強しない)ことは大切だと思いますので、ぜひ資格取得目指して頑張ってください。

 

以上です。

改めて皆さん、合格おめでとうございます!

 

 

学長から一言:機械設計技術者試験に挑戦し、みごと合格を勝ち取った3人の頑張りを大いに讃えたいと思います。合格、おめでとう!本当に良かったですね。そのうち二人から届いた「喜びの声」には、自分自身の受験までの取り組み方や、これから資格取得を目指す人へのアドバイスが盛り込まれていて、感心しました。二人の勉強法も参考にして、さあ、次回は何人の学生諸君が朗報を伝えてくれることでしょう。期待していますよ。

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