【びんご建築女子】コロナ禍で工夫した1年生歓迎会!
3つのゲームによるアイスブレイク効果で、コロナ禍再拡大前のタイミングで実施した恒例の学年を超えた交流は円滑だったようです。運営メンバー(建築学科2年生)の福本妃七さん(サポート:佐々木伸子准教授・藤原美樹教授)から届いたリポートについて、学長室ブログメンバーの伊澤が紹介します。
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びんご建築女子運営メンバー建築学科2年生の福本妃七です。びんご建築女子では、学年を超えた交流を持つために毎年1年生歓迎会を行ってきました。今年度は、当初8月に開催を予定していましたが、コロナの影響で延期せざるを得ませんでした。しかし、感染対策を十分に講じた新企画で、感染対策のレベルがまだ低かった時期の1月7日(金)に開催することができました。
今回の歓迎会は、今、コロナ渦で他学年と交流できる場が限られる中、感染に配慮したかたちで他学年との交流の場を設けることが課題でした。その為に、運営メンバーが試行錯誤を重ね、3つのミニゲームを行うことになりました。
1つ目は、「パートナーを探せ!」というゲームです。運営側で学年が程よく混ざる形で予めグループを決めておき、参加者にキーワードの書かれた紙を渡し、自分のキーワードと同じ仲間を探し、5つのグループに分かれました。キーワードを聞いて回ることで、様々な学年の人たちと自然と会話をする機会が設けられるのが目的です。結果、どのグループも比較的早く打ち解けることができていました。
他グループとも協力して…
2つ目は、「ジェスチャーゲーム」です。出されたお題に対し、1人がジェスチャーで解答者に伝えていくゲームです。グループ内の交流を深めるのももちろんですが、5つのグループをゲームを実行する側と補助役に分けることで、他グループとの関りも持てるのを目的としています。
楽しくて笑い転げてしまうグループも
上の写真はゲームをしているときの風景です。どのグループも本当に楽しそうで、常に笑い声が聞こえていました!もちろんマスクはしっかりと着けたままですよ。みんなが全力で笑って体力を使ったので、急遽、途中休憩をはさみながら最後まで楽しみました。
最後に、佐々木先生と藤原先生に協力していただき、事前に撮影したビデオを使った「先生クイズ」というゲームをしました。このゲームは先生たちに運営メンバーが質問をし、その解答を予想してもらうものです。遠隔授業が長く続く中、学生同士だけでなく先生方との交流の機会もあまりありません。そこで、先生に協力していただき、このゲームを行うことになったのです。
先生クイズの動画の一部
「先生クイズ」も好評で、どのグループもみんなで話し合って楽しそうに解答してくれました。
ゲームはグループ対抗形式で行われ、最後に1位と2位のグループには景品が配られました。
景品を配った後の集合写真
残念ながら、優勝できなかったグループの方からも「楽しかった」、「また参加したい」と言ってもらえました。まだまだ改善点はたくさんありますが、今回の歓迎会を次の活動に繋げることができればと思いました。
これからもびんご建築女子は、楽しみつつ、自分たちの身になるような活動に取り組んでいきたいと思います!
学長から一言:オミクロン株が猛威を振るう今なら絶対に無理な行事でしょうが、コロナ禍が下火だったのをねらって、どうにか恒例の学年を越えた交流行事を無事に行えたようで安心しました。教員を含め企画にあたった人たちはずいぶん気を遣ったことでしょう。同じ学年、同じ学科に所属していても知り合う機会が限られてしまっている分断、閉塞状況を何とか打破したいという前向きな気持ちと工夫が伝わってきました。