【大学教育センター】学生発案 あったらいいな!こんな授業「フクトーーク2021」開催!
福山大学では、「学生発案 あったらいいな!こんな授業」をテーマに、共通教育科目の在り方について語り合う会「フクトーーク」を開催しています。先日開催された、その「フクトーーク2021」の報告が津田講師(大学教育センター)から届きましたので紹介します(担当T投稿)。
この「フクトーーク」では、共通教育での学び方の工夫、学びたい科目やテーマ、学修支援のポイントをはじめ学修成果が期待できる様々な工夫やアイデアなどを議論し、魅力的な授業方法や新しい学びの創出につなげ、共通教育の一層の充実を目指しています。2012年度から始まり、今回で通算10回目となります。
本学の教養教育科目はA群~F群で構成されており、各群にはそれぞれ学修テーマがあります。A群は「自然と科学」、B群は「社会構造と生活」、C群は「歴史と文化」、D群は「思索と創造」、E群は「芸術と健康スポーツ」、そしてF群は「地域学」となっています。
今回の「フクトーーク」は、教養教育科目D群「思索と創造」について考えて見ようというものです。D群の科目数は他の群と比べて少ないこともあり、新規授業科目についての要望も聞かれるかも知れないとの考えから、今回のテーマとして取り上げました。12月8日(水)16:30から,、大学会館3階CLAFT教室で開催しました。
テーマに沿って、D群の教育の現状について、また新規授業科目の提案などについて、学生たちは活発に対話や検討を繰り広げ、充実した時間となりました。
参加した学生の中には、新聞取材を兼ねていた人もいます。経済学部国際経済学科の前出彩乃さんです。その前出さんの感想を最後に紹介します。
私は、先生の紹介で、『中国新聞』のキャンパスリポーターの取材も兼ねて、初めてフクトーークに参加させていただきました。コロナ禍で学校に通う日数が減り、学内で関わる人が限られている中、テーマに関して一人で考えるのではなく、他学部・他学科の方とグループとなり、意見や考えを聴き、話し合うことで多様な視点に気づくことができ、楽しく、また貴重な経験となりました。今回、取材した内容は、『中国新聞デジタル』に1月下旬頃に掲載される予定です。良かったら見てください。
学長から一言:「フクトーーク」での学生諸君からの提案や要望に応えて、先年の「韓国語」の開講をはじめとして、実際に新しい科目が設けられることも珍しくありません。この催しは学生から大学への意見具申の場であると同時に、他の学部・学科の人たちと出会い、知り合うチャンスでもあります。たまたま覗かせてもらいましたが、今年は例年になく参加者が多く、活発な議論が展開されていたようでした。さて、本学の教養教育の改善につながる貴重な意見が今年はどれほど出たのでしょう。大学教育センターからの正式報告が楽しみですね。