【情報工学科】「フレッシュITあわ~ど2021」で佳作を受賞!
電子情報通信学会中国支部学生会主催の「フレッシュITあわ~ど2021」のアイディア部門で、情報工学科3年生の村上正悟さんが佳作を受賞しました。このことについて、情報工学科の尾関が紹介します(投稿は学長室ブログメンバーの中道)。
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「フレッシュITあわ~ど」は、以前のコンテストの名称である「学生ケータイあわ~ど」から10年以上続いている中国地方の生徒・学生を対象とした地域密着型のIT系コンテストです。
今回、村上さんはアイディア部門に「しゃれおっつPorter」というタイトルで、「マルチメディアとナビゲーション機能を融合したコロナ禍に安全かつ快適に移動するためのキャリーバック」というアイディアでコンテストに応募し、佳作を受賞しました。
「フレッシュITあわ~ど2021」の最終審査会が、オンラインで10月30日(日)12:00からSpatial Chatで行われました。当日は、事前に録画して提出していた最終審査用のビデオ発表が全体に流れ、その後、Spatial Chatのアイコン同士の距離によって通話音声の大きさが変わる機能を用いて、質疑応答を行っていました。
質疑応答では、超音波スピーカーを用いたウェアラブルの先をいくウェアレス技術についての質問やキャリーバックの盗難対策の質問に対して、自身のアイディアをしっかりと説明していました。その結果、村上さんは佳作を受賞しました。
村上さんから受賞の一言:「自分自身がこんなキャリーバッグと共に旅を行ったら面白いなと思ったアイディアが、思いもよらず賞を取ることができ、大変嬉しく思います。また、来年も機会があれば、作品部門で応募してさらに良い賞を目指したいと思います。」
なお、「フレッシュITあわ~ど2021」の主催は電子情報通信学会中国支部学生会で、大学院工学研究科情報処理工学専攻1年生の正畑智徳さんが学生会役員を務めており、今回の運営側でも学生が活躍してくれました。
学長から一言:専門である情報工学の知識・技術を活かし、斬新なキャリーバックのアイディアで受賞した村上正悟さん、おめでとう! 商品化の可能性はないのかな。コンテストの審査会がオンラインなのはコロナ禍のために特別?、あるいはIT専門家の催しでは平素から当たり前のことなのでしょうか。「Spatial Chat」「ウェアラブル」「ウェアレス技術」などの用語がポンポン飛び出す説明に、分からないながらも「へえ~、さすが専門家」としきりに感心するレベルのこの読者ですが、きっとコンテストの運営自体が面白いものだったのでしょう。受賞後の感想にあるように、次はさらに上を目指して下さい。