【建築学科】びんご建築女子建築見学ツアー＆フォトコンテスト in 尾道

建築見学ツアーに参加した女子学生の皆さんは、尾道の猫になったように歩き回り、アクティブに学んだようです。「びんご建築女子」運営メンバーの梶原未智瑠さん（引率：藤原教授・佐々木准教授）から届いたリポートについて、学長室ブログメンバーの伊澤が紹介します。また、末尾の動画（梶原さん製作）も併せてご覧ください。

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皆さんこんにちは！びんご建築女子運営メンバー３年生の梶原未智瑠です。８月１０日（火）、新型コロナウイルスの蔓延によって開催を長らく見合わせていたびんご建築女子の建築見学ツアーを２年ぶりに実施しました。昨年は、建築見学バスツアーを２回企画するも新型コロナウイルスの感染拡大により中止になり、３回目の企画となる今年は４月から計画を始めました。感染リスクの高い大人数のバスによる移動を止め、徒歩で少人数でかつ交流もできる企画をメンバーで考えました。

その結果、今年の建築見学ツアーは、地元の尾道を対象にしました。参加者を６グループに分け、各グループでＵ２・千光寺・尾道市立美術館・フクロウの館・旧和泉家別邸・北村洋品店・尾道新市庁舎のリストの中から訪れる地点を選び、ルートを決めて巡回する形式です。

この建築ツアーの様子を写真も交えてお伝えします。まず、参加者はソーシャルディスタンスを保ちながら企画の説明を受けます。

企画担当者が説明をしている様子

その後、各グループで話し合って訪れたい地点を決め、ルートを考え、決まったグループから出発していきます。

見学地点を決めている様子

出発する前に各グループで記念撮影

配布資料とツアーフラッグ。ツアーなので旗を持ちます

各グループは、訪れた地点でフォトコンテストに出品用の「建物が写っており、尾道らしさが出ている写真」を１枚以上撮って、記念撮影を行います。

北村洋品店、Ｕ２、千光寺で記念撮影

昼食は、コロナ対策として、しまなみ交流館に戻ってくる時間をずらし、密にならないように工夫しながら、やまねこカフェさんからテイクアウトさせていただいたお弁当を食べました。

やまねこ弁当

午後は、グループで決めた地点で、残っているポイントを巡ったり、最寄りのカフェで美味しそうなおやつをテイクアウトして食べたりしました。

旧和泉家別邸で記念撮影

コロナ対策をしながら食べ歩きしている様子

ツアーを終えたグループはしまなみ交流館に戻り、コンテストに出す写真と訪れた各地点を紹介する写真を話し合って決め、プロジェクターを使って発表しました。

写真を選んでいる様子

発表している様子

全グループが発表を終えた後、学生と教員が共に優秀作品を選ぶ投票を行い、結果発表と景品の授与、そして最後に全体で記念撮影をして建築見学ツアーは完了しました。

最優秀賞を取ったグループの記念撮影

佐々木准教授と記念撮影

藤原教授と記念撮影

今回の建築見学ツアーはコロナ禍対策として、グループごとに分かれて移動、昼食、話し合いなどをすることが多くなりましたが、全員と交流を深めることはできずとも、同じグループになったメンバー間での交流は、例年のツアーにも増して深めることができたと思います。また、各地点で空き家の利用方法や有名建築家が残した作品の細部などを実際に目で見て、さまざま感じ取ることができ、地域の良さを理解するいい機会になりました。後期の授業が始まったら建築について学んでいく中で、今回のツアーで得た交流成果や知識を生かして取り組んでいこうと思います。

動画はこちら

学長から一言：活発な活動を続ける「びんご建築女子」からの報告は、今年度だけでもこれで第何弾になるでしょう。実に頼もしい！女子パワー炸裂ですね。感染防止策を十分に考えた上で、コロナ禍の中での閉塞感を吹き飛ばして街へ繰り出し、地元を舞台に専門の学習を深めながら、「旨いもの巡り」をすることもチャッカリ忘れないところがまた宜しい。