【心理学科】「草戸千軒お化け屋敷」を開催!第三話 「現代と交叉する物語」
歴史✕心理学!この夏のビッグイベントの第三話です!
皆さんこんにちは。心理学科の大杉です。これまで、第一話、第二話と紹介してきました心理学科と広島県立歴史博物館とのコラボレーションお化け屋敷。その第三話について、皿谷陽子助手からの報告です。
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心理学科の皿谷です。
心理学科とふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)との博学連携「草戸千軒お化け屋敷」のお話、第三話です!(第一話・第二話もどうぞご覧ください。)
イベント来場者にお化け屋敷というエンターテイメントを楽しんでもらうには、来場者をお化け屋敷の世界へ引きずり込むことが大事です。
物語の世界へ入り込む 「没入(体験)※」 については、大昔から心理学で研究がなされてきたことです(小山内・楠見、2013)。物語に没入することで、そのおもしろさ・リアルさは、ぐっと高まります。
※厳密には「没入」の構成要素のひとつである、物語への「移入(transportation)」がおもしろさ・リアルさに重要なのですが、ここでは細かい説明は省略します。
来場者にお化け屋敷に没入してもらうため、お化け屋敷にストーリー性を持たせることやミッションを設けること等、学生たちは様々な工夫を凝らしながら準備を進めています。例えば、お化け屋敷の体験前には、お化け屋敷の物語へ導くためにショート動画を来館者に見せます。
その動画の撮影を7月12日(月)と19日(月)に行い、学生たちは当時の衣服(再現品)を着用して撮影にのぞみました。そのメイキングの様子をとらえた映像をどうぞ!!
(いくつかの写真内でマスクを外しているのは撮影のための一時的なものです。)
どうでしょうか?今回のお化け屋敷イベントを盛り上げようとする学生の熱量が伝わったでしょうか?
学生が考えたお化け屋敷の物語、作成したショート動画の内容も今回のブログでしっかりとお伝えしたい所ですが・・・ネタバレ防止のため、今回はここまで!
ちなみに、ブログのタイトルのように、現代と交叉する物語になっています。
なお、撮影当日は、山陽新聞社の内田様、中国新聞社の佐伯様に取材していただきました。最後に、その取材の様子や新聞記事を紹介します!
取材いただいた記事は、7月15日(木)の朝刊に掲載していただきました。
また、学生の写真やコメントも載せていただき,とっても素敵な記事にしていただきました。
山陽新聞 掲載記事
(山陽新聞社の許可を得ています)
中国新聞 掲載記事
(中国新聞社の許諾を得ています)
またまた、今回のブログ記事のタイトルも、本博学連携代表者の平伸二教授が主催する日本心理学会の大人気シンポジウム「妖怪心理学」のタイトルの引用でした。(そろそろ引用に無理が生じてきたので、次からはやめます・・・笑)
「草戸千軒お化け屋敷」の第四話もどうぞお楽しみに!!
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学生自らがストーリーを考え、自分たちで撮影して作り上げた動画。衣服も博物館の再現品をお借りし、中世の雰囲気ばっちりですね!果たしてどんなお化け屋敷が出来上がるのか、第四話に乞うご期待!!
学長から一言:広島県立歴史博物館とのコラボによるお化け屋敷イベント準備もいよいよ佳境に入ってきたようです。連日の猛暑の中、中心になって活動している学生の皆さんや皿谷助手、お疲れ様です。さすがに博物館内は冷房が効いているのでしょうが、来場者が「没入」して猛暑も一時忘れて、震え上がるような「怖~い」キャラクターや演技、それにストーリーの仕上がりを期待しています。