【機械システム工学科】コマ大戦 福山大学場所 開催決定!
全国の中小製造業が自社の誇りを賭けて作成したコマを持ち寄り、土俵の上で一対一で戦う全日本製造業コマ大戦の福山場所が、今年8月と10月に機械システム工学科主催で開催される運びとなりました。学長室ブログメンバーの小林が紹介します。
コマ大戦は近年、大学や高専、高等学校など学生の参加も多くなってきています。そこで機械システム工学科は、モノづくりを通じて学生と企業との交流を深める場として、「コマ大戦福山大学場所」(8月4日)と「コマ大戦福山大学三蔵祭場所」(10月14日)を開催することにしました。
コマ大戦は、直径20センチの土俵の上でコマをぶつけ合い、はじかれたり動きが止まったコマは負けという競技です。子供のコマ遊びとは違って自作のコマで参加するルールなので、参加者はみな真剣に知恵を絞り工夫を凝らした自慢のコマで参戦します。工学部のプロジェクト授業「コマ大戦に挑戦」では、旋盤などの工作機械を駆使してコマを製作しています。
福山大学場所と三蔵祭場所の準備は、「コマ対戦に挑戦」の学生チームと、モノづくり倶楽部の学生が行っています。下の写真の2名の学生はこれまで出雲場所や呉高専場所などにも参加したベテランプレイヤーですが、福山大学場所と三蔵祭場所では大会運営スタッフとしてコマ大戦に参加します。これまでのコマ大戦で知り合った企業の方のアドバイスを受けながら準備を進めています。
福山大学場所と三蔵祭場所は中高校生の参加もOKですが、「参加したいけどコマの作り方がわからない・・・」という中高生もいると思います。そこで機械システム工学科では、そのような中高生のために「コマ製作教室」を開催します。コマ製作教室の前半は、コマ大戦の競技用コマについての説明を聞いた後、作りたいコマを考えて図面に描きます。後半は工作機械を使用して実際にコマを製作します。ですから初心者でも、自分が考えたオリジナルのコマを製作してコマ大戦に参加できますよ。
上に述べた学生たちは、コマ製作教室での指導も行います。楽しく勉強できるコマ対戦になるよう、学生も指導教員も頑張ります。多くの方の参加をお待ちしています。
学長から一言:コマ大戦福山大学場所に参加したいけど、コマが作れない~~という中学生や高校生のために、まずはコマ大会参戦用のコマ作成教室を開催するなんて。。。福山大学の機械システム工学科のサービス精神もなかなかのもの。。。中学生も、高校生も、本学の学生も、福山場所で勝って全日本のコマ大戦に出場したいですねッ!!!