【社会連携センター】地域企業との連携強化を目指して!

【社会連携センター】地域企業との連携強化を目指して!

 福山商工会議所が開催する4月23日(金)の議員全員協議会において、本学の2名の教員が講師として講話を行いました。その様子を学長室ブログメンバーである社会連携センターの中村が報告します。

 

 福山商工会議所の議員全員協議会は、毎月1回、福山商工会議所の議員が集まり、ゲストを招いての勉強会や情報交換のために開催されています。今回は、福山大学に講師派遣依頼があり、これに応えて、福山大学と地域企業との共同研究実施例と連携方法について講話を行ったものです。

 会場は商工会議所ビル3階の会議室でした。開催にあたってはコロナ禍対策として、出入口での手指アルコール消毒や出入口の常時開放、また会場内は座席間隔を開けてアクリル板の仕切りが置かれ、さらにマスクは各自で用意するなど、万全の感染防止策が講じられました。

  協議会の冒頭、福山商工会議所の林克士会頭(鞆鉄道株式会社代表取締役会長)による挨拶と講師の略歴紹介がありました。

 

 続いて、福山大学からの二人の講師の登壇です。本学と地域企業との共同研究実施例は、スマートシステム学科関田隆一准教授から、また連携方法については、社会連携センター長の都祭弘幸教授から説明されました。二人とも各テーマについて分かりやすく話し、より多くの人に理解してもらおうとの工夫や努力が窺えました。

 

 まず、関田准教授がアサヒタクシー(株)との共同研究成果について講演しました。タイトルは「自動運転での事故0に向けて活用する自動車旅客輸送業の事故情報」です。

 

 次いで、都祭教授が我が社会連携センターを紹介するとともに、連携方法として受託研究・共同研究・協働事業契約があることを説明しました。
タイトルは「福山大学社会連携センターのご紹介」です。

 ここで、福山商工会議所の議員について触れておきます。議員は約5,300会員の代表として福山商工会議所の運営に直接参画する重要な役割を担っておられます。また、議員定数は120名で、1号議員、2号議員、3号議員で構成されています。今回の協議会には、議員総数120名の内、65名の議員の皆様が出席されて講話を熱心に聴講されました。

 なお、会場の受付では、社会連携センター発行の研究者情報一覧冊子や研究成果発表集の2冊子を配布するとともに、協議会終了時にも希望者に出口で冊子を配布しました。また、名刺交換や情報収集などの連携強化のための活動も行いました。

 そこでの説明内容とも重なりますが、良い機会ですから、社会連携センターについても改めて触れておきます。本センターは、受託研究・共同研究・協働事業契約を通じて、福山大学が
  ・地域社会との連携を通じた教育・研究活動を積極的に行う
  ・学術研究成果を積極的に技術移転し、地域振興、産業の発展に寄与する
ことを推進していきます。地域企業との連携に卒業研究や修士論文のための研究を絡ませることによって、地域に根ざした人材育成ができると思います。

 社会連携センターのHP、2020年度研究者情報一覧、契約に関する各種規程は、以下のQRコードにてご覧頂けます。

社会連携センターのHP

2020年度研究者情報一覧

契約に関する各種規程

 

 これらの紹介を通じて、議員の皆様の関連企業から多くの問い合せがあることを期待しています。また、今回の講演に限らず、社会連携センターは、これからも地域社会と福山大学の様々な連携活動を支援してまいります。今後とも、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

学長から一言:地域に根ざし、地域に愛されることを願う本学にあって、地域と本学とを結ぶ窓口の役割を果たすのが社会連携センターです。本学が日々蓄積している学術的知見を活かし、地元企業との共同研究や各種の協働を行うことは、そうした地域社会との連携の重要な柱。今回の講話が引き金になって、活動がさらに大きく拡大、展開するといいですね。都祭センター長をはじめ、センター関係者の頑張りに期待します!

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