【メディア・映像学科】学科教員がICT活用に関する講演を開催!

【メディア・映像学科】学科教員がICT活用に関する講演を開催!

GIGAスクール構想に新型コロナウイルス感染症対策も加わり、小・中・高等学校ではタブレットを活用した学習準備が進んでいます。教育現場でのICT活用を研究テーマの一つとするメディア・映像学科内垣戸准教授が、高校の先生方を対象とした「タブレットを活用した学習への準備や推進」について講演を行いました。また、内垣戸准教授は先日の学長室ブログで案内しました「SNSやメディアとの賢い付き合い方」講座にも登壇しました。このことについて報告が届きましたので、学長室ブログ担当の渡辺が紹介します。


メディア・映像学科の内垣戸です。今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により通常とは違った仕事の仕方をすることになりました。授業はもちろんですが、教員研修も「紙面研修」という形での実施となったものがあったりして、どんな形が良いのか試行錯誤の1年でした。その中においても対面の研修や講演もありましたので、いくつか報告します。

1つ目は、福山市内の高校で行った教員研修です。もともと動き出していたGIGAスクール構想に新型コロナへの対応が加わり、一気に1人1台環境が整うことになりました。そこでタブレットを活用した学習への準備や推進のために2時間ほど時間をいただいて、あれこれ話をさせていただきました。

「ICTは苦手」という自己評価の先生が多かったにも関わらず、講演の最中に行った簡単なアンケートでは、いろいろな活用事例がでてきました。授業へのICT導入は一朝一夕ではいきませんが、現場の先生方が授業力向上のために日々行ってきた授業研究の文脈にしっかりのせていくことで、一気に盛り上がっていけるような気がしました。

2つ目は、イコールふくやまが主催する「大人も子供も知っておきたい SNSやメディアとの賢い付き合い方」という講座です。最近のネット事情等についての解説を行いました。若年層のコミュニケーションの取り方や考え方がメディア環境に大きく影響を受けていることや、ゲーム依存のことなど、少し盛り込みすぎな内容でしたが、終わった後は質問攻めでした。平日の夜に行われるこうした講演に参加する方々ですので、非常に勉強熱心な方々が多く質問時間だけで30分くらいかかってしまいました。

年度末は皆さん忙しい時期ではありますが、学校や青少年育成に関わる人たちにとってのメディア・ICT関係の話題は、まもなく新しい年度というタイミングで少し勉強したくなるネタなのかもしれません。

 

学長から一言:内垣戸准教授は、教育におけるICT活用が研究の中心テーマなので、コロナ禍の下での教育改革では、以前にも増して、地域の先生方の心強い助っ人ですねッ!お役に立ちます!!!

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