【薬学研究科】薬学研究科の公聴会を開催!

【薬学研究科】薬学研究科の公聴会を開催!

2月9日(火)15時から、薬学研究科の公聴会が開催されました。演者は、大学院薬学研究科博士課程4年生の志摩亜季保氏です。志摩氏は、本学薬学部6年制を卒業後に大学院に進級し、4年間コツコツと病態生理・ゲノム機能学を研究してきました。本日は、これまでの研究成果をまとめて学位を申請し、その審査の一環として公聴会を行いました。こんにちは、投稿は薬学研究科の学長室ブロガーAIです。

研究題目は「ヒト血管内皮細胞における細胞接着分子クローディンの発現調節機構に関する研究」です。

 

志摩亜季保氏の講演中。本講演のメインスライドとともに。

脳出血は、脳の血管が破れて脳の中に出血を起こす病気です。急に意識がなくなったり、激しい頭痛、身体の麻痺、しびれ、ろれつが回らない、などの様々な症状がおきます。出血は、血管の細胞と細胞の結合がゆるくなって隙間ができると起こりやすくなります。この細胞と細胞をぴったりと結合しているのが、クローディンというタンパク質です。これは、クローディンがしっかり働くようにすれば出血を防ぐことができるのではないかという研究です。脳出血治療に新しいアイディアを提案できるかもしれません。

公聴会の聴衆。コロナ禍で分散して着席していますが、総勢約60人。盛況です。

公聴会には、薬学部などの教員を始め、大学院生や学部学生も興味深々に聞き入っていました。学部学生は、教員を相手にした先輩の堂々とした受け答えに感服している様子です。

公聴会終了。おもわず笑みが(あせと(-_-;))。

公聴会を終えた志摩氏は?
「多くの先生方や学生さんを前にとても緊張しましたが、白熱したディスカッションのやり取りがとても楽しく、有意義に感じました。今後は、この公聴会での心熱い経験を忘れずに研究・教育に励んでいきたいです。」

間もなく、薬学博士誕生!の見込みです。

 

学長から一言:薬学研究科博士課程4年生の志摩亜季保さん、お疲れさま!4年間よく頑張り、しっかり成果をあげましたねッ!とても有意義な研究なので、今後にも期待しています!!!

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