【機械システム工学科】小型電気自動車開発で協働事業契約を締結!

【機械システム工学科】小型電気自動車開発で協働事業契約を締結!

両備ホールディングス株式会社と福山大学は、小型電気自動車の開発に関する事業で協働事業契約を締結しました。両備ホールディングス株式会社(本社:岡山市)は、「交通事業」から「まちづくり」までの事業を総合的に展開している企業です。
この連携について、機械システム工学科の小林が報告します。

私(小林)は、福祉や新しい生活環境を考えた小型電気自動車の研究を行っています。また、機械システム工学科には、小型電気自動車を設計・製作する「EV創作」という3年生向けの演習科目があります。今回の連携は、機械システム工学科自動車システムコースの2015年度卒業生で、現在は両備ホールディングス株式会社両備テクノモビリティカンパニーで設計の仕事に就いている大成さん(写真)のご協力により実現したものです。

<2015年度卒業生の大成諒吾さんの仕事風景>

大成さんは、3年生のときに「EV創作」を履修し、グループのリーダー格として電気自動車の設計・製作を行いました。この電気自動車は、毎年広島県府中市で開催される「全日本EV&ゼロハンカーレース」に出場するための小型レーシングカーです。大成さんは、2015年のレースの参戦チームにおいてドライバーを務めました。

 

<授業で製作した電気自動車> 

 

<福山大学から参戦した学生たち>

今回スタートした協働事業は、これからの新しい生活形態に即した、誰でも乗れて生活が便利になる電気自動車の開発です。大成さんが福山大学で学んだ自動車工学の専門知識やレースへの参戦経験が生かされ、協働事業ですばらしい成果が生まれることを期待しています。

 

学長から一言:卒業生が就職した先の会社と新たな協働事業が始まるのは、素晴らしい!!!高齢化が進んでいる地域の利便性を高めるような電気自動車の開発につながると良いですねッ!期待しています!!!

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