【機械システム工学科】ロボットデザイン&EV創作の発表会を実施!
創造力を発揮することは機械のモノづくりにおいて非常に重要です。機械システム工学科では、創造力を養うことを主眼とする「ロボットデザイン」と「EV創作」の2つの3年生向け演習科目を設けています。これら両科目の総仕上げの発表会を1月18日(月)の最終回授業で開催しました。
この発表会の様子について、機械システム工学科の小林が報告します。
<ロボットデザイン発表会>
ロボットデザインは主に機械システムコースを対象にした演習科目で、自由な発想に基づく小型の課題ロボットを設計製作し、最後にその性能を競うコンテストを実施します。本年度の課題は、高い位置にあるお椀にボールを入れるスピードと正確さをグループ間で競うものです。難しいミッションをクリアするために考えられた機構(アイデア)は様々で、どれもユニークなものでした。また、コンテストでは思った動作ができず残念な結果に終わったグループもあり、モノづくりの難しさと楽しさを経験できたようでした。
<EV創作>
EV創作は自動車システムコースの学生を対象にした演習科目で、毎年2月に開催されている「全日本EV&ゼロハンカーレース」に参戦することを目的にした小型の電気レースカーを設計製作するものです。発表会では、制作した車両の計測や安全性の確認などを行った後、車両の特徴などが発表されました。1月18日(月)の発表会では、車両は未完成でしたが、2月の大会まであと1か月ほど時間があります。これから車両の仕上げと練習走行を重ね、レースに優勝することを期待しています。
※第12回全日本EV&ゼロハンカーレースin府中
日時:2021年2月26日(土)~27日(日)
場所:広島県府中市桜ケ丘グランド
主催:全日本EV&ゼロハンカーレース実行委員会
運営:工学部機械システム工学科
学長から一言:機械システム工学科の機械システムコースのロボットデザインのコンテストは、グループごとに異なった発想で異なったものが出来上がっていくのでしょうねッ!それまでの基礎的学習で、ぼーっと生きていたら、スマートなものは出来ませんねッ!カーレースでは、ぜひまた優勝を!