【経済学科】実地調査やボランティアを通じて地域活性化を学ぶ

【経済学科】実地調査やボランティアを通じて地域活性化を学ぶ

マツダスタジアム見学、スポーツGOMIひろい、せとうち 福山-鞆の浦トライアスロン。これらトップスポーツクラブのマネジメントと地域活性化のゼミ活動、そしてスポーツボランティアの3つの活動報告を経済学科スポーツマネジメントコースの藤本倫史が行います。

マツダスタジアム見学

まず、5月20日に、今回で3回目になるマツダスタジアムを中心とした広島市内中心部のフィールドワークを行いました。

私のゼミではプロスポーツ球団のマネジメントと地域活性化を中心に研究しています。今回は、スポーツマネジメント班、広島市観光班、広島駅周辺のまちづくり班と分け、調査を行いました。

マツダスタジアムでは、スタジアムの内部へ入り、各席の特徴、スポンサー、飲食店などについて勉強しました。

パーティーエリアで真剣な表情で取材中

今年はインスタ映えする席や10周年を記念して仕掛けたイベントの準備とも重なり、球団の新たな戦略を学ぶこともできました。

マツダスタジアムには色々な戦略が。。。

スタジアム見学後に職員の方とも会話をすることもでき、球団の現状の取り組みや実績など、色々と伺うことができました。

ベンチで選手の気分を実感

次に広島市役所と広島市議会へ。ここでは、広島市職員や広島市議会議員の方に広島市の観光について伺いました。

特にインバウンドで海外からの観光客が増加している広島市の現状についてお聞きし、課題やこれからの方策について、インタビュー調査を実施しました。

観光について活発な意見交換

また、本ゼミには公務員志望者がおり、積極的に質問し、試験への志を新たにしてモチベーションを高めていました!

最後に広島駅周辺のまちづくり班もJRや商業施設運営者にアポイントを取り、積極的にフィールドワークとインタビュー調査を行いました。

多様化する駅の役割を勉強

関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

初めてのフィールドワークに慣れないことも多かったですが、ゼミ生のいい経験になったと思います。これらの成果を卒論や自身の就職活動に活かして欲しいと思います。

スポーツGOMIひろい

そして、次に本ゼミでは、「主体性を持ち、実践力を伸ばす」ことを大切にしており、その実践編としてスポーツボランティアの活動を行っています。

今回は本ゼミの3年佐々木駿君が中心となり、5月20日のバラ祭りで開催されたスポーツGOMIひろいと6月10日のトライアスロンのボランティアを募り、活動を行いました。

佐々木駿君は、昨年度、実施されたアメリカスポーツビジネス研修に参加し、リーダーシップやチームビルディングを学び、本年度は積極的に活動を行っています。

スポーツGOMI拾いでは、経済学科の1年~3年の12名を集め、緑町公園を中心に競い合いながら、楽しく清掃活動を行いました。

 

スポーツGOMI拾いの詳細はリンク先のHPをご覧ください。

ゴミ拾いやる気満々

私も学生たちと楽しみながら、環境のことを考え、老若男女が行える「ゆるスポーツ」は、これから益々増えていくのではないかと感じています。

そして、大会の結果は、本学から参加した3チームが1~3位を独占!

1~3位まで独占!

緑町公園のステージで表彰をしていただきました!ありがとうございました。

せとうち 福山-鞆の浦トライアスロン

そして、最後に福山-鞆の浦トライアスロンの活動を報告します。この大会は昨年からの2回目となり、日本遺産に登録が決まった福山の名所、鞆の浦を舞台にラン、スイム、バイクと3つの種目で競い合います。

200名以上の参加者がいよいよスタート

 

この活動にはスポーツボランティアとして学生20名が参加。学生たちも朝早くから活動を行い、選手受付や選手の荷物輸送などを担当し、活躍をしていました!

選手受付がんばっています!

スポーツツーリズムを意識した観光型のイベントとしても可能性があり、学生たちも研究対象として、興味深ったのではないでしょうか。

みんなで達成感を味わいました!

非常に朝が早かったので、疲れていたようですが、とても充実感があるようでした!実行委員会の方々にはお世話になり、とてもいい経験となりました。ありがとうございました。

このようなスポーツボランティアの充実は東京オリンピックの重要な課題となっています。しかし、昨年度、私どもがまとめた福山市スポーツ振興に関するアンケート調査では、福山市の90.5%の方がスポーツボランティアの経験がないという回答でした。

これらの課題を考えながら、学生たちとアクティブに学び、少しでも地域活性化に関わっていきたいと考えています。最後にリーダーの佐々木君の感想をご紹介します。

私は今回の活動を通して、チームプレイにおいて『協働』することが何よりも重要であるということを再確認できました。チームメイトと深く関わっていくと、一人ひとり様々な想いや考え方を持っていることがわかりました。その中でもチームをまとめていくためには個人を尊重しつつ、チームとしての最終的な大きな一つのビジョンを皆が共有できていることが肝であると感じました。これからも積極的にリーダーシップについて学び、周りに影響を与えられる人材になりたいと思います。

共に行動してくれたチームメイト・このような場をセッティングしてくださった先生や関係者の方には感謝しています。ありがとうございました。

 

学長から一言:経済学部経済学科のスポーツマネジメントコースのトップスポーツクラブのマネジメント、地域活性化のゼミ活動、そしてスポーツボランティアと、マーマーなんと盛りだくさんの報告でした!!!一つ一つ興味深い内容で、学生達も新しい世界を知ることが出来ましたねッ!関係者の皆様、ありがとうございました!

 

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