【薬学部】「新しい生活様式」に基づく「ふるさと実習」

【薬学部】「新しい生活様式」に基づく「ふるさと実習」

福山大学薬学部では、5年生になると「ふるさと実習」があります。学生は、それぞれの出身地(ふるさと)で薬局や病院の臨床実地実務実習を5か月間行います。指導薬剤師や医療関係者の先生方には、大変お世話になっております。上のキャッチ写真は、山口県の薬局で「ふるさと実習」中の様子です。薬局の一室で、指導薬剤師の先生に実習生2人がご指導をいただいております。

こんにちは。秋の気配、真っただ中ですね。福山大学あたりもひんやりと美しく、赤、茶、黄や緑の葉でおおわれていますよ。薬学部の学長室ブログ担当AIです。

 

今年度の5年生は、2月15日に白衣授与式で激励を受け、それぞれ実習施設に赴いた学生です。1年間を4期に分けて、そのうちの2期間(2ケ月半✕2期=5ヶ月)をそれぞれふるさとの薬局や病院で実務実習を行っています。また、赴いている地域は近畿地方から沖縄まで、多くの施設で鍛えてもらっています。

令和2年度。近畿、中四国、九州、沖縄まで延べ280人の「ふるさと実習」の分布。

実習に伴い、教員も定期的にそれぞれの「ふるさと」に出向き、実習生たちとともに実習の成果セミナーを開催しているのですが、今年度はコロナ流行のために一味違う実習セミナーになっています。いわゆる、Zoom実務実習セミナーです。私などは幼少の頃、糸電話を作って遊んでいた世代ですので、こんな便利なものが最近はあるのかと感嘆いたしました。通信?技術の進歩はすごいですね。

皆さんのふるさとがいかに遠かろうと、自宅にいて皆が集えるセミナーができるってことです。これで、「ふるさと実習」の範囲の可能性もぐっーと広がります。

では、この度のZoom実務実習セミナーの様子をご覧いただきましょう。

Zoomで実務実習の概略を説明しています。 参加者は教員2人をいれて7名。

この処方箋について、いろいろ考えることがあります。セミナーでみんなで共有して考えましょう。

大学では、セミナーの様子をこのように大写しにして臨場感を増すこともできます(講義室にて)。

今日のセミナーの終わりに。「また、次回のセミナーで、多くの体験をもちよりましょう。元気で頑張ろうね。」

5年生の皆さんは、薬局や病院で薬剤師としての仕事を体験・修得し、自分の将来の薬剤師としての姿勢を模索しています。実り多い体験をさせてもらい実習を終えると、見違えるほどの薬剤師候補生になって大学に戻ってきますよ!

 

学長から一言:このような状況下で、臨床実地実務実習を引き受けてくださっている病院や薬局、そしてそこでご指導くださっている指導薬剤師や医療関係の先生方、本当にありがとうございます!!!学生達は、しっかり学んで成長して大学に戻ってくることでしょう。。。引き続きよろしくお願いします!

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