【生命栄養科学科】新しい形の大学祭に挑戦!
今年の三蔵祭は、ひと味違います。
新しい生活様式にも慣れ始め、だんだんと対面授業も再開されてきました。
1年次生にとっては、ようやく大学生になった感覚が出てきたのではないでしょうか。
さて、多くの学生が楽しみにしている三蔵祭ですが、今年は新型コロナウイルス感染症予防の観点から、従来の開催方法が難しい状況でした。
そこで、本年度の福山大学三蔵祭は、学内での発表会&初のオンライン配信という形式になりました。
私たち生命栄養科学科では、従来の三蔵祭は食と栄養の専門性を活かして無料の試食提供や研究紹介、体組成や骨密度の測定を行っていました。
(2019年の三蔵祭はこちら)
今年は、新しい形の大学祭を目指して、1年次生が食と栄養に関する動画作成に挑戦しました。動画は大学HPの特設ページで後日公開されますので、お楽しみに!
このブログでは、動画公開に先行して、内容と準備の様子を少しだけご紹介します。
Aチーム「食べ物のゆくえ」
幅広い年代を対象に、口から入った食べ物が体内でどのように消化・吸収されるかを紹介しました。クイズもあり、楽しい動画です。人体模型の「まるくん」は、Aチームメンバーの力作です。
人体模型の「まるくん」作成中。
Bチーム「クイズ・食物チェック~Your answer~」
こちらのチームは、BGMとともに読み物として栄養クイズを作成しました。クイズ解説がしっかり書かれており、見応え(読み応え?)がある動画です。みなさんは、何問正解できますか?
クイズ内容はもちろん、デザインにも凝っています。
Cチーム「カロリーストライク」
主人公の女子高校生が、日々の生活の中で触れるカロリーについて学んでいきます。主人公と一緒にクイズに挑戦&解説を通して、意外と知らないカロリーのことを考えてみませんか?
教員とストーリーの内容を相談中。(熱中し過ぎてちょっと密・・・ですが、マスク着用と消毒はしっかりしています!)
Dチーム「これなーんだ?」
子ども向けに、食べ物のシルエットクイズを作成しました。大人も一緒に楽しめるように、食べ物の豆知識や食材の使い方など、幅広い知識も盛り込んだ内容になりました。試写会では、学生もクイズに熱中しました。
シルエットクイズをちら見せ。何の食べ物でしょう?
4つのチームがそれぞれ特色ある動画を完成させました。学生にとっても教員にとっても初の試みで、どうなることか・・・と心配もありました。
しかし終わってみると、学生のアイデアが盛りだくさんの素敵な動画が完成しました!なにより学生が楽しく準備できたことが一番!お祭りはできませんでしたが、お祭り気分は味わうことができたのではないでしょうか?
最後に、学生の感想を紹介します。
〇「初めての動画作成に不安・・・」
対面授業も少なく、グループワークもほとんど出来ていない状態で、やはり不安が大きかったようです。しかし!その不安を乗り越えて挑戦し、やりきった今回の経験は、大きな自信につながったのではないでしょうか。
こんな状況だからこその新発見もあったと思います。
〇「楽しかった!」「クラスメイトと仲良くなれた!」
これまでクラスメイトとの協働が少なかった分、大変なこともありつつ仲良くなるきっかけにもなり、楽しんで取り組めたようです。
大学祭は、学生が楽しむことが何より!
〇「来年は、いつもの大学祭をやりたい!」
三蔵祭への参加を楽しみにしていた学生も多数。動画作成も楽しめましたが、やはりいつもの大学祭をやりたい!という意欲的な意見もたくさん見られました。そのためにも、今は感染症対策をしっかりと。
そのほか、グループの中で自分ができたこと・できなかったこと、次はどう改善していくか、様々な感想がありました。
普段の講義では得られない達成感や学びがあったことと思います。
今回の経験を、ぜひ今後の学生生活に活かしてください!
1年次生のみなさん、まだまだ学生生活はこれからです。楽しんでいきましょう!