【大学教育センター】自主ゼミF4「TEDxShimaneU」に参加!
2018年度の他大学交流活動第1弾として、心地良い風が吹く、晴天に恵まれた5月下旬の土曜、島根大学で開催される「TEDxShimaneU」に、自主ゼミF4メンバー15名で参加して参りました。
今回はその様子を、F4の美男美女メンバー、生命工学部生物工学科2年伊藤天地さんと、人間文化学部心理学科2年高橋良佳さんの2人にレポートして頂いたので、紹介します。(投稿者:大学教育センター 前田)
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みなさん、こんにちは。自主ゼミ「F4」メンバー2年の伊藤天地と高橋良佳です。今回私たちは「TEDxShimaneU」に、ボランティアスタッフとして参加してきた様子をレポートします。
「TEDxShimaneU」とは、「島根に埋もれている価値あるアイデアを世界へと発信し、もっと島根という場所を世界と繋がる場所へ」というコンセプトで、島根大学の学生有志によって主催されるイベントです。
TEDxとは、TED(世界中の著名人によるさまざまな講演会を開催・配信している非営利団体)の「良いアイデアを広げよう(ideas worth spending)」の精神に基づいて世界各国で独自に運営されているプログラムです。各地の人々が一緒になってTED本体と同様の体験を共有することができます。
TEDxShimaneU http://tedxshimaneu.com/
早朝、松永駅スクールバスのりば集合の様子
島根大学に向かう途中のバスの中
私たちが今回「TEDxShimaneU」に参加しようと思った理由は、大学生が主体的に考えて活動しているTEDxShimaneチームと、私達自主ゼミF4チームを比較することで、どのようにチームをまとめ、役割分担をおこない、TEDx成功に向かって一丸となって行動することができているのかを学ぶためでした。私達の活動も現在3年目を迎えますが、今年度に入ってから世代交代、新ゼミ生が入ってきたりと、短期間で変化してきました。全員で30名近くにもなるメンバーで活動していく中で、私達と同じ「プレゼンテーション」をテーマとしながら、何十人もの学生スタッフでイベントを運営している学生主体のTEDxの運営に参加して、チームのマネジメントを学びたいという意見が出てきました。
現在F4の副ゼミ長を務めている心理学科3年の藤井香帆先輩が、昨年度も同イベントに参加しており、その時の繋がりで今年も参加することができました。昨年は当日だけのスタッフ参加だったのですが、今年はイベント開催日の数ヶ月前から4チーム(コンテンツ、翻訳、デザイン、広報)の各2名に分かれてイベントのサポートをおこないました。
当日の受付を担当することになった大久保くん、下原先輩、藤井先輩(写真右)
島根大学スタッフから指示をもらっている伊藤(写真右)と高橋さん(写真左)
スポンサー企業ロゴを掲示している西川くん(写真右)
スポンサー企業のPRブースは葛島くんが担当です(写真左)
聴講者が会場まで迷わないように案内する係は高橋さんの担当でした
その頃、受付スタッフは万全の状態でお出迎えです
写真提供 Photo by TEDxShimaneU / CC BY-NC-ND 3.0
イベント当日は、実際に運営の部分をボランティアスタッフという形で見させていただきました。参加して特に感じたことは、情報共有の方法とスピードが一番違っていたことです。当日の準備までの各チームでの作業進捗やスケジュールの確認でのレスポンスの早さが、私達の活動でのレスポンスと比べて圧倒的に異なっていました。レスポンスが早ければチーム全体での作業効率も上がりますし、レスポンスが無いことが原因でモチベーションが下がってしまうことも防ぐことができます。
島根大学での滞在時間は朝から夕方までの約8時間程度でしたが、島根大学の学生メンバーと密にコミュニケーションをとりながら一緒にイベントを成功に導けた経験は、今後のゼミ運営だけに関わらず、授業でのグループワークなどにも活かせると思いました。
カメラ係として大活躍の濱田先輩(写真左)
写真提供 Photo by TEDxShimaneU / CC BY-NC-ND 3.0
ちなみに、濱田先輩は2018年度の桜ミニフォトコンテストの最優秀賞受賞者です。学長室ブログの記事はこちら。
最後に全員でお礼の言葉を伝えて、島根大学を後にしました
写真提供 Photo by TEDxShimaneU / CC BY-NC-ND 3.0
ちなみに、現在自主ゼミ「F4」では、TEDxShimaneUのメンバーから紹介してもらったチャットツール「Slack」を使って情報共有をおこなっています。最初は使い方に少し戸惑いましたが、今ではこれがないと自主ゼミ運営が成り立たないんじゃないかと思うくらい、使いこなしています。こういった新しいツールを学べたことも、島根大学「TEDxShimaneU」に参加して良かったことですね。
島根大学「TEDxShimaneU」の皆さん、この度は本当に貴重な機会をありがとうございました!
写真提供 Photo by TEDxShimaneU / CC BY-NC-ND 3.0
最後に、TEDxShimaneUに参加したF4メンバー3名へのインタビューをどうぞ。
【共通の質問】 TEDxShimaneUに参加してみてどうでしたか?
■ 人間文化学部心理学科3年 藤井香帆さん(F4副ゼミ長)
昨年はオーディエンス(聴講者)として参加させていただきましたが、今年はスタッフとして参加させていただき、昨年は見えなかった舞台裏の動きを見ることができました。そこで代表の方の指示の出し方、それに基づいた島根大学のメンバーの動きは、これから私がF4でどのような行動をして行くべきなのかの参考になり、大変有意義な1日になりました。
■ 生命工学部生物工学科1年 桑原佑奈さん
他大学に通う友人と話をしている時に、私達と同年代の学生がTEDxのイベントを主催していたり、開催しようと行動していることを知りました。その他にも学生生活の話も聞きました。TEDxに関わっている学生さんたちは自分たちが今までにやってきたこと、今やっていることを堂々と話してくれました。その姿を見て、私もこの人達の様に自分のやってきたことに自信を持って話せるようになりたいと思いました。参加のきっかけをくれた先輩も含め、福山大学でも同年代の人が活発に活動していることを知り、私も何かやりたい!とより強く思う様になりました。なので、まずはチャレンジすることから始めていきたいと思います。
■ 生物工学部生物工学科2年 伊藤天地(報告者)
今回、約3ヶ月ですが関わらせていただきました。自分たちはサポートする側だったので、島根大学の学生スタッフの方から事細かに指示していただきました。皆さんが考えている2.5倍ほど細かく指示が出てきて、最初はここまでやらなくても良いんじゃないかと思いました。しかし、それらは後々のことを考えてのことだったんだとイベントが終ってから気がつきました。やはり、リーダーの働きかけ力が少し過剰だと思うほど、メンバーへの情報提供が大切なのだと感じました。
学長から一言:他大学のイベントにスタッフとして参加することによって学ぶ!!!面白い!!!ぜひ次は、学んだことをスマートに生かして福山大学でイベントを行って大学を盛り上げてくださいねッ!!!島根大学の皆様、ありがとうございました!