【海洋生物科学科】新任教員(我如古 菜月講師)の紹介

【海洋生物科学科】新任教員(我如古 菜月講師)の紹介

読めますか?! この風情溢れる苗字と名前! この4月、海洋生物科学科に新たなメンバーが加わりました。

皆さんこんにちは。海洋生物科学科学長室ブログ委員の Kenji♪(阪本)です。

今回は、新任教員の我如古講師の紹介です。

その我如古講師からメッセージが届きましたので、皆さんにお知らせいたします!!

はじめまして、我如古です♪

2020年4月から海洋生物科学科に講師として着任しました我如古 菜月(がねこ なつき)です。

私は3月まで岡山県立大学で勤務し、管理栄養士養成に関わってきました。

とはいえ、自分自身で講義を受け持つのは初めてで、しかも今年は新型コロナウイルスの影響で遠隔での授業を行うという未知の体験のオンパレードでしたが、周りの先生方に色々と助けていただきながら、また遠隔授業でも真面目に取り組んでくれる学生さんたちに救われながら、なんとか今日を迎えました。

研究テーマは、食品の機能性

研究に関しては、食品が持つおいしさ(香り、味、歯ごたえなど)や機能性(抗酸化、抗糖化など)について、実験研究を行ってきました。

                  米粉の電子顕微鏡画像

今まではどちらかというと、陸上生物を扱うことが多かったのですが、今後は海産物を題材に取り上げて研究を進めていきたいと思っています。

 

                   マイワシ

海にはまだまだ未知の材料が眠っていると聞いていますので、私自身、非常に楽しみにしています。

教育と研究の両軸をしっかりと回していけるよう、日々精進していく所存です。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

海洋生物科学科の教育・研究の紹介

海洋生物科学科では、海洋生物を「育てる」「守る」「探る」「利用する」の視点から捉えた教育・研究を行ってきました。

これらの視点を具体的に進路に結びつけられるように、「資源利用育成コース」 「フィールド生態環境コース」「アクアリウム科学コース」「水産食品科学コース」の4つからなるコース制を導入しています。

今回、紹介しました我如古講師は「水産食品科学コース」に新加入です。

「水産食品科学コース」では、水産食品を中心に広く食品の衛生管理及び製造方法について学ぶとともに、これまであまり利用されてこなかった海洋生物資源から新たな生理機能を持つ食品を開発することを目指します。我如古講師が新メンバーに加わり、ますますPower Upした教育・研究を創造していきます!!

 

その他のコースについても、ここで紹介します。

「資源利用育成コース」では、因島キャンパス(内海生物資源研究所)をフィールドに豊かな瀬戸内海の水産資源を持続的に利活用していくため、対象種の生理・生態的な特徴を把握するとともに、増養殖に直結する飼育及び育種技術を検討します。

「フィールド生態環境コース」では、野生生物や海の環境の保全、環境をそこなわずに資源を持続的に利用する、いわゆる「里海」の再生をテーマとして、瀬戸内海をフィールドとした野生生物や海洋環境の調査研究を行います。

「アクアリウム科学コース」では、水族館マリンバイオセンターを活用し、水槽中で魚やサンゴなどの海洋生物を飼育し繁殖させる技術の確立を目指すとともに、生物の生態と生息環境の理解に基づいた科学的な展示方法について考えていきます。

 

Webオープンキャンパスでも、海洋生物科学科の教育・研究内容や水族館などの飼育施設を紹介します。

是非、ご覧ください!!   皆さんからのお越し(アクセス)を、教員一同お待ちしております。 

 

学長から一言:海洋生物科学科も、とってもバラエティに富んでいますねッ!水産食品科学コースは、ちょっと地味な印象があるかもしれませんが、海洋国のわが国では、このような領域で学んだ学生を戦力にしたい企業等もたくさんあり、就職率の高さは抜群!我如古講師なら、生命栄養科学科とコラボの地域活動なども広がりそう! 

 

 

 

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