新型コロナウイルス感染症に関わるこころのセルフケアについて

福山大学学生の皆様へ

皆さんの新学期は,新型コロナウイルス感染症のため,期待していたようなスタートとはならず,通常の授業とは違った形で始まりました。保健管理センターでは,皆さんが感じているかもしれない不安が少しでも軽くなるように,寄り添っていきたいと思います。センターの学生相談室のカウンセラーが,皆さんの相談に対応することが出来ます。

新しい環境での学生生活における皆さん自身のこころのセルフケアや,誰かに何かを聴いてもらいたい時の存在として,役立ちたいと思います。

保健管理センター長

 

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新型コロナウイルス感染症に関わるこころのセルフケアについて

福山大学保健管理センター学生相談室

マスメディアで行われている新型コロナウイルス感染症に関する世論調査では,感染や現在の社会状況への不安を感じている人が多いと報告されています。皆さんも日々,大なり小なり不安を抱えながら,過ごしていることと思います。こういう状況において,皆さんに知っていただきたいことと,自分でできる,こころのケアについてご紹介したいと思います。

1)感染拡大防止のために自宅待機を求められていますが,行動の自由が制限されると,これからどうなるのかといった不安が強くなったり,イライラしたり,眠れなくなったりといったことが生じやすいです。行動が制限されまた一人で過ごす時間が長くなると,こうしたこころの変化は誰にでも生じることです。行動の制限が解除されれば,徐々に回復してくるのものでもあります。ただし,不調が長く続く場合は,保健管理センターに相談してください。

2)SNSやWebなどで日々,新型コロナウイルス感染症に関する多くの情報を得ている人も多いでしょう。ただその情報の中には信頼性の低いものもあります。厚生労働省や広島県,福山市のHP,新聞・ニュース番組など,信頼性の高い情報源から情報を得るようにしましょう。また情報にふれすぎるのもストレスになります。ネットやテレビの視聴は控えめにし,散歩などの適度な運動をすることも大事です。

3)生活のリズムを整えましょう。自宅に長くいる状態が続くと,就寝時間も遅くなり,食事も不規則になりがちです。規則正しい食事と睡眠はからだの健康を保つためにも,こころの健康を保つためにも大切です。また映画鑑賞,読書など,自宅の中でできる活動をいくつか探して,それを楽しめるようにするとよいでしょう。

誰にでもできるようなことですが,安定した生活を心がけることが,こころの健康を保つために大事なポイントです。まずはこの3つを心がけましょう。

※この内容は筑波大学医学医療系の災害・地域精神医学講座が作成したものを参考にまとめたものです。以下のリンクにある情報も是非,ご一読ください。

https://plaza.umin.ac.jp/~dp2012/data/covid19.pdf

 

(相談をご希望の学生の皆様へ)

5月19日(火),5月26日(火)に20-30分程度の電話による相談を受け付けています。保健管理センターへの相談は,メールで申し込んでください。アドレスはsoudan@fukuyama-u.ac.jpです。メールに名前と電話番号,以下の相談日と時間帯から希望する日時を2つ書いて送ってきてください。時間の調整を行ったうえで時間帯をメールでお知らせし,こちらからお知らせした予約時間に電話をして,相談をお受けします。

相談日:5月19日(火),5月26日(火)

時間帯:13:00~14:00,14:00~15:00,15:00~16:00,16:00~17:00

なお,6月以降の予定については,改めてご連絡いたします。

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