【薬学研究科】博士(薬学)誕生!学位記授与!

【薬学研究科】博士(薬学)誕生!学位記授与!

  新型コロナウイルスによる感染症の拡大の下、全学生の健康を配慮して、卒業生・修了生への学位記授与の儀式は中止になりましたが、3月20日には学位記の受渡しがあり、今年も800人あまりの若人が大学を巣立っていきました。さらに、今春、新たに博士(薬学)も誕生しましたので、学長室ブロガーで、薬学研究科長の井上敦子が報告します

薬学研究科では山﨑美保さんが博士(薬学)の学位を取得されました。本学の博士課程を修了された、というのではなく、本学に提出された学位論文が審査され、その審査をパスしての学位取得です。これはやはり松田学長にお会いせねばということで、山﨑博士と指導教員の前田教授と私とで学長室を訪問しました。

改めて松田学長より学位記の授与。

山﨑さんは、中国労災病院薬剤部で、日々、薬の専門家としてお勤めの薬剤師さんです。忙しい薬剤師業務の中で、こつこつと医療に関わる薬剤師の業務について研究され、著名な国際学術雑誌に研究成果を発表されました。そして、これまでの成果をまとめ「薬剤師の介入による薬物療法の改善に関する研究」の学位論文を完成されました。この論文の根底には、薬剤師として患者さんの薬物療法に貢献したい、なんとか患者さんの生活がより良い生活になるよう支援したいという精神が流れています。日々の薬剤師としての大切な業務から生まれてきた研究です。
「博士(薬学)」とは、高度な専門性、能力、人間性を身につけた者で、将来の医療薬学を支える指導者、教育者、研究者であることを証明するものであり、これまでの業績を認めて今後のさらなる発展、貢献を期待するものです。今、まさにその博士となり、晴れ晴れとした山﨑博士ですが、学長室では松田学長に学位論文を謹呈し、研究概要について少々談義(諮問??(-_-;))が行われました。

学長:「皆さんのお役に立つ素晴らしい研究ですね。」
新博士:(-_-;)

学位記

博士となられた今、これからの活躍が大いに期待されています。おめでとうございます!!

 

学長から一言:福山大学では、大学院の博士課程を修了して博士の学位を取得することはもちろんできますが、職場などの他の機関で行った研究成果をまとめた論文に対して、博士の学位に値するかどうか審査して、合格すれば博士の学位を出す、ということもできます。。。時々、仕事をしながらその仕事を生かして研究を続け、素晴らしい学位論文を書かれる方がおられます。。。山﨑美保さん、大変な努力の成果ですねッ!おめでとうございます!!!

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