【税務会計学科】ますます盛り上がる!-地元企業とのコラボ連携授業「地域調査」-
地元企業(前期:株式会社エブリィホーミイホールディングス、後期:株式会社ププレひまわり)とのコラボ連携授業である税務会計学科の「地域調査」の実施状況について、張楓教授紹介してもらいます。学長室ブログメンバーの関下(経済学部税務会計学科)が投稿します。
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税務会計学科は、2019年度には地元企業(前期:株式会社エブリィホーミイホールディングス、後期:株式会社ププレひまわり)とのコラボ連携授業である「地域調査」を実施しました。両社とは2017年度にスタートして以来、3年目となります。地元資本の小売企業と連携授業を行う狙いは、受講生が講義を通じて地域経済を支える地元企業に対する理解を深め、高付加価値商品・サービスの提案力を身に付けるとともに、能動的学習能力の向上を図ることにあります。
今年度の前期には、株式会社エブリィホーミイホールディングス、後期には株式会社ププレひまわりの地元小売企業の2社と連携授業を行いました。いずれも若手経営執行部と若いスタッフの迅速な決断力・遂行力・行動力を原動力に、急成長を成し遂げてきている有力成長株の企業です。
前期授業で連携したエブリィホーミイホールディングスは、コラボ授業に全面協力の強い姿勢を打ち出してくださり、総勢2名のベテラン社員を派遣してくださいました。また、26名の受講生を6つのグループに分けて、グループごとに新ビジネスの提案に向けた調査に取り組みました。課題として、エブリィホーミイホールディングスが、世羅の自社農場「エブリィふぁーむ」において独自に取り組んでいる、いわゆる化学肥料や農薬に依存しない草や木に含まれる「炭」素を微生物の力で土へ「循」環させる「たんじゅん農法」により栽培している様々な野菜(主に人参)の販売方法を提案して、最終的に本社でプレゼンテーションを行いました。
最終プレゼンテーションでは、インターネット販売や料理教室、離乳食、食べ比べセット販売などの提案があり、執行役員から高い評価を得ています。
後期授業で連携した株式会社ププレひまわりは、総勢6名のベテラン社員を派遣して学生の直接指導に当たってくださいましたが、そのうちの1名は福山大学経済学部の卒業生でした。
30名の受講生を6つのグループに分けて、グループごとに新ビジネスの提案に向けた調査に取り組みました。さらに、2019年度は課題も実施方法も一新しました。課題は「会社(ププレひまわり)の広報を考える」というものでした。実施にあたって、①新聞や雑誌の報道記事に基づく会社と業界の研究、②ププレひまわりの社員に対するインタビュー、が新たに導入されました。そのため、相手の言葉をくみ取る力(インタビュー力)や相手から情報を引き出す力(情報収集力)の重要性が直接に感じられ、またそれらを通して独自に入手した会社や業界に関する情報量が増えて、提案に向けたグループディスカッションやプレゼン資料の作成がスムーズに進んだように感じました。
2020年度もコラボ連携授業である「地域調査」は、さらにバージョンアップしていきますので、乞うご期待!
学長から一言:張楓教授の「地域調査」はどんどんバージョンアップして、魅力的になっていますねッ!それに合わせて受講生も随分増えてきました!受講した学生たちもしっかり能動的学びを進めたようです。。。株式会社エブリィホーミイホールディングス様、株式会社ププレひまわり様、学生教育へのご協力、ありがとうございます!!!