【社会連携センター】ビジネス交流フェアで研究者紹介!

【社会連携センター】ビジネス交流フェアで研究者紹介!

福山商工会議所主催、福山市総合戦略推進懇話会共催の「第10回ビジネス交流フェア」が、福山ニューキャッスルホテルで、2月27日(木)に開催されました。そのビジネス交流フェアへ、6名の教員と1名の職員が参加しましたので、学長室ブログメンバー社会連携センターの中村が報告します。

このビジネス交流フェアは、ビジネスを拡大していくためには、新しい人脈や新しいネットワークの構築(異業種交流)が極めて重要と捉えて、企業間の人材・情報交流をはじめ、新しいビジネスチャンスを発掘する場として開催されるものです。
この場を利用した事前予約の個別商談も設けられています。また、備後地域8商工会議所で実施されている新しい事業に取り組んでいる事業所を表彰する新事業、アワード2019の表彰式も行われました。

参加事業所数は141で、福山大学は大学・支援機関の業種にグループ分けされています。大学・支援機関は、本学をはじめとして姉妹校の福山平成大学など5校と2機関でした。

また、昨年12月以降問題となっている新型コロナウイルスによる感染症の流行によって、予定されていた参加者の交流会は中止となりましたが、広島県は幸いにしてまだ感染者が発生していないことから、それ以外の個別商談会(希望者のみ)、交流フェア開会、新事業アワード2019表彰式、基調講演、名刺交換会は予定通り行われました。

さらに、基調講演の講師は、タカラ物流システム(株)・タカラ長運(株)の元代表取締役会長である大谷將夫氏で、「儲かる会社に変える~貧乏人の発想・金持ちの行動~」と題してのお話でした。

講演内容は、10年近く赤字を続けてきた会社をM&A後わずか8ケ月で黒字化し、タカラ物流システムグループを9期連続増益に導いたこと、10年近くにわたって赤字だった長崎運輸を買収後わずか8ケ月で黒字化に導いたことなど、“剛腕”社長の成功秘話とともに、会社が生き残り、利益を上げるためには何が重要でどのようにすればいいのかなど、その経営術について長崎運送再建を通しての迫力満点の講演でした。
講演のまとめとして、「成功の法則」と「輝きの法則」を話されました。
「成功の法則」は、まず夢やビジョンとしての「何をしたいか」「何になりたいか」の強い思いを持って目標を数値化する。目標達成のため行動して課題を解決していくことになるが、途中で壁に当たるなどして色々な「悪魔」が出る。ここで諦めずにできるまでやると達成できるというものです。
「輝きの法則」は、小さな自信を作ると輝くので、人・金・情報が集まってくる。さらに自信が付くと一段と輝くというものです。
また、経営は経験の科学であるため、多くの成功経験と多くの失敗経験を作りなさい。経験の少ない人は本を読んだり、良い師匠を持って経験者の意見を聞きなさい、と言うものでした。

 

各事業所の方は、講演者の迫力に圧倒されつつ配布された資料を見ながら聴講されていました。
講演が終わると、最後は会場を変えて名刺交換会が行われました。15テーブルに出席者をランダムに配置して始まりましたが、まずはテーブル内の出席者同士で刺交換を行い、テーブル内での名刺交換が終えると会場全体での名刺交換といった形で行われました。
名刺交換を行う際は、社会連携センターが作成した研究者情報一覧研究成果発表集を手渡して説明しながら教員の紹介を行いました。
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このようなビジネスマッチングへ積極的に参加して共同研究や受託研究等に繋がればと思っています。
これからも福山大学社会連携センターをよろしくお願いいたします。

 

学長から一言:このようなビジネスマッチングへの積極的参加が、本学の教員との共同研究や受託研究等に繋がることを、期待しています!

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