【生物工・人間文化・心理】StartupWeekend 福山 その3
世界150カ国以上、1,200都市で4,500回以上開催されている起業家のためのイベント「StartupWeekend」が、先月、初めて福山で開催されました。そして、このイベントをオーガナイズした生命工学部生物工学科3年生の片岡玲実奈さん、人間文化学部人間文化学科3年生の柏原大空さん、人間文化学部心理学科4年生の西原明輝さんが学長室を訪問し、松田学長に報告を行いました(その1・その2)。StartupWeekend福山の活動について、報告その3です!
今回は「その3」として、オーガナイザーを務めた人間文化学科の柏原大空さんの目線から、StartupWeekendにまつわる内容を紹介します。そもそも、StartupWeekendという濃密な時間の中では、課題に対してどのように切り込んでいくことが大切になってくるのか。その点についても彼は端的に話してくれています。では柏原さん、よろしく。
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開催に至るまで
柏原です。今回はオーガナイザーとしてStartupWeekend福山に参加しました。
準備段階では、メインオーガナイザーである片岡さんが協賛、広告のほとんどを担当してくれたので、今回僕は、微力ながらそのサポートをしていました。具体的には、協賛を企業にお願いしに行ったり、協賛企業の紹介を投稿したりしていました。
準備は、大学生が主導となり、学外で進めていました。もちろん、社会人の方も協力してくださっています。当日は、そうして社会人と大学生が作り上げた場に、10社以上の協賛と50人以上の参加者が集まったことに喜びを感じつつ、協力してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
StartupWeekend福山 開催!
当日は、オーガナイザー兼プレーヤーとして参加しました。
オーガナイザーとしては、備品の準備や会場の設営、片付け、買出しなどをしていました。社会人のオーガナイザーの方々が精力的に動いてくださったお蔭で、プレーヤーとしても参加をする事ができました。プレーヤーとしては、事業を立ち上げる際に、どこが自分たちの軸で・誰の・どの課題を・どうやって解決するのか・という考え方をしていくことや、チームとして方向性をどうやってまとめていくか、アイディアのどこを深掘りするべきか、などを経験する中で学び成長することができました。
第2回の開催に向けて
今回は、事業立ち上げを体験すると同時に、多くの人と繋がり、新たな人的ネットワークを得ることができました。準備や当日のアイディア出しでも、今までに築き上げた人的ネットワークが大きく生きたので、今後の自身の活動やStartupWeekend福山の第2回開催に向けて大きく活きてくるはずです。
今回のStartupWeekend福山は、大学のセンター入試と日程が重複したので、大学の協力を得ることはほぼできませんでしたが、福山市立大学の先生が時間を割いて会場に顔を出して下さってありがたかったです。次回は、福山大学の先生方のご協力も仰ぐことができればと思っています。
最後になりましたが、参加者の皆様、協賛企業の皆様、オーガナイザーの皆様、本当にご協力ありがとうございました。次回の開催に向けて、今後もよろしくお願いします!
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柏原さんいわく、「StartupWeekend」=「3日間の起業体験」だそうです。
「アイデア」を「かたち」にする。言葉では簡単に説明できることが、実際に取り組んでみると、いかにエネルギーの要ることか。そのエネルギーを多くの人が集うわずか72時間という時間に注ぎ込んだ時、どのようなことが起こるのでしょうか(StartupWeekendのサイトはこちら。今回のStartupWeekend福山の様子も見られます)。
StartupWeekendが終了しても、そこで生まれた熱量はそのままに、柏原さんは次のステップを見据えて動き出していました。最後に「StartupWeekendのことをもっと多くの人に知ってもらいたい」という彼の思いを紹介して、この記事を終えたいと思います。
学長から一言:柏原君も、オーガナイザーとして、プレイヤーとして、濃密な時間を持って、たくさんのことを学び、たくさんのことを発見し、たくさんの人とつながり。。。大きな成長の道を歩んでいますねッ!!!これからの飛躍をとてもとても期待しています!!!