経済学部備後研究会主催 講演会(5月30日)
「多発する製造メーカーの品質データ不正の原因と対策についての一考察」というテーマで、5月30日に備後研究会主催講演会が開催されます。
講師としてISOマネジメントシステム研究所所長である濵元隆夫さんをお迎えし、不正事件の発端となった企業の業界(非鉄製造業)の現場で長年QC(品質管理)、QA(品質保証)業務に携わり、また品質ISO審査員として見聞してきた多くの製造メーカーのQC、QAに関する実態を踏まえながら、少し切り口を変えて不正の原因、対策を紹介します。
ブログメンバーの張楓です。このたび、経済学部備後研究会主催の講演会をご案内します。
濵元隆夫氏
講演:「多発する製造メーカーの品質データ不正の原因と対策についての一考察」
講師:濵元隆夫(ISOマネジメントシステム研究所所長)
コメンテーター:大上麻海(福山大学経済学部助教)
日時:2018年5月30日 18:30~20:30
場所:福山大学宮地茂記念館(JR福山駅北口徒歩1分)
概要:昨年から大手製造メーカーの品質データ不正事件が頻発し、世界に誇る日本企業の優れたQC、QAに裏付けられたメード・イン・ジャパン製品の信用、信頼が急降下しました。事件勃発以来、それらの企業では、発生原因究明や再発防止対策を、新聞やテレビを始めとするスコミで公表していますが、その内容は真実で、また効果のあるものでしょうか? 今回の備後研究会においては、不正事件の発端となった企業の業界(非鉄製造業)の現場で長年QC、QA業務に携わり、また品質ISO審査員として見聞してきた多くの製造メーカーのQC、QAに関する実態を踏まえながら、少し切り口を変えて不正の原因、対策を紹介したいと思います。
講師略歴:
昭和24年 兵庫県西宮市生まれ
昭和48年 岡山大学工学部生産機械工学科卒業
昭和50年 岡山大学大学院工学研究科金属物性工学専攻修士課程修了
昭和50年 住友軽金属入社
平成18年 住友軽金属退職
平成19年 (合)ISOマネジメントシステム研究所設立
*中小、中堅企業のISO取得、維持管理支援、工場改善業務指導支援が主業務
問い合わせ先:経済学部・人間文化学部事務室 TEL:084-936-2112(内線2236,2223)
学長から一言:私のような素人でも、最近頻発する大手製造メーカーの品質データ不正事件には、暗澹とした気分にさせられますが。。。タイムリーな講演から、企業の方、市民の方、教職員、そして学生のみなさんも、ぜひ学んで欲しいですねッ!