【生命栄養科学科】令和元年度 臨地実習報告会を実施!
管理栄養士を目指す生命栄養科学科の学生は、3年生で臨地実習へ行きます。
本年度も、病院や福祉施設など3カ所の実習に臨みました。いずれの実習先においても積極的に学び、成長した姿で大学へ戻ってきました。
実習先での様々な経験を大学で振り返り、12月11日(水)の「臨地実習報告会」では、全実習生が教員・同級生・後輩に向けて報告を行いました。
今回は、臨地実習を終えて感じたことや臨地実習報告会の様子について、3年生のKさんとSさんに報告してもらいました。(記事作成;助手Y、投稿;学長室ブログメンバーS)
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★管理栄養士になるための臨地実習
私たち生命栄養科学科の3年生は、管理栄養士になるための臨地実習として、福祉施設、病院、そして4施設(保健所/小学校/学校給食センター/事業所の社員食堂)の中から選択した1施設の計3施設に実習に行ってきました。
ちなみに、私たち(KとS)は小学校実習を選択しました。
主な実習内容は、
○福祉施設:施設利用者様とのおやつレクリエーション、嗜好調査、PEG(胃ろう)の見学
○病院:カンファレンス見学、栄養指導の見学
○小学校:児童に対する食育
などで、施設ごとに様々なことを学ばせていただきました。
また、それぞれの施設で厨房業務も体験し、大量調理や衛生管理について実践的に学ぶことができました。
★特に印象深かったこと
3施設とも充実した実習でしたが、私は特に小学校の実習が印象に残りました。
小学校実習では食育を実践するため、食育に使う教材(黒板に貼り出す媒体や配布資料)を手作りしました。
教材作りは、特に時間をかけて頑張ったので、実習指導の先生に教材を褒められた時は大変嬉しく、達成感を感じました。
<Kが作成した媒体、小学校中学年向け>
<Sが作成した媒体、小学校低学年向け>
★臨地実習報告会
臨地実習で学んだことを12月11日(水)の「臨地実習報告会」で、先生方や同級生、後輩に向けて報告しました。
報告会の準備は期間が短くて大変でしたが、報告準備をする中で自分の学びを再確認し、まとめることができました。
<報告会は緊張感があり、発表時間の5分間はあっという間でした。>
別の施設へ実習に行ったクラスメイトたちも、実習内容や考察をしっかりまとめて報告しており、他の人の報告を聞くことも勉強になりました。
<代表学生が挨拶をして、報告会は終了しました。実習を通じて学んだこと、実習施設や先生方への感謝、後輩へのメッセージなどを代表して話してくれました。>
3施設の実習とその報告会を無事に終えて、報告会終了後は実習生全員、達成感で満ち溢れていました。
★臨地実習を振り返って
臨地実習では多くのことを学ぶことができましたが、同時に自分の知識不足を感じる場面も多くありました。
また、病院を中心に他職種との連携について学び、管理栄養士も栄養の分野だけではなく、病気や薬についても幅広い知識が必要だと感じました。
反省点も多くありますが、栄養指導やリーフレットの作成、おやつのレクリエーションなどいろいろなことを体験することができ、良い経験になりました。
私は臨地実習で実際に働く管理栄養士の先生方を見て、自分も幅広い分野の知識を持つ管理栄養士になりたいと思いました。
今後は、今まで学んだことをしっかり復習し、国家試験合格に向けて勉強を頑張っていきたいと思います。
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3年生は、臨地実習へ向けて長い時間をかけて準備をしてきました。
その努力が報われた部分もあり、勉強不足を感じる部分もあり・・・
学内だけでは経験できない、たくさんのことを学びました。
実習施設の先生方はじめ、ご多忙にも関わらず臨地実習にご協力いただいた皆様に関係者一同、感謝申し上げます。
最後になりましたが、3年生の皆さん、実習お疲れ様でした!
学長から一言:生命栄養科学科の3年生の皆さん、臨地実習お疲れ様!とても良い勉強になったようですねッ!受け入れてくださった諸施設の皆様、ありがとうございました!3年生の皆さんは、管理栄養士への動機づけが高まったところで、さらにしっかり勉強して、国家試験に合格しなきゃねッ!!!