【メディア・映像学科】尾道での映画祭に参加しました!
メディア・映像学科の学生が、12月15日(日)にシネマ尾道で行われた映画祭に参加しました。この記事では、その様子をレポートします。
メディア・映像学科ブログメンバーの安田です。こんにちは。このブログでは、メディア・映像学科の授業で行われている特殊効果撮影のことについて報告させていただきましたが、今回は大学の外に出ての活動やJR尾道駅前にあるシネマ尾道で開催された”Id Onomichi Film Festival 2019”への参加報告です。
この映画祭は、「iD=インディペンデント(独立した、自主的な)作品の映像祭。」として2017年から開催されており、メディア・映像学科でもこれまで学生たちが作品を出品していました。これは、学生の作品を地域で紹介させていただく大きな機会になっています。
一般の応募作品と合わせて、学生たちの制作した映像作品も上映されます。この映画祭では、観客の投票によって観客賞が最後に発表されます。このインディペンデント映画祭では、グランプリにあたる賞でもあります。
学生による作品の1つです。冒頭の画像は、SNS用の宣伝画像にもなっています。
作品上映1本ごとに制作に関わったメンバーが、次々とインタビューされます。学生たちも、もちろん自分たちのことについて話します。
今回上映した作品は、メディア・映像学科の「地域メディア論」、「広告制作」の授業で作られたものでした。どちらの授業も毎年様々な工夫を加えながら進んでいます。また、どのように授業の中で作品が作られたのかということについても紹介されていました。
全ての作品上映後には、3年生の前期授業での映画制作(作品の時間制限の関係でここには出品できませんでしたが、鞆の浦で上映しました)の指導もしていただいている大谷さんからも、映画を作ることの厳しさ、そして素晴らしさについての暖かいコメントがありました。
さて、今回の映画祭ではiD賞(無作為に選ばれた観客が個人的に決める賞)と観客賞を、3年生のソ・チングマンさんが獲得しました。
2つ前の写真で紹介しているのが、ソさんの作品の1カットです。手書きのイラストを使って作られた映像です。
マレーシアからの留学生であるソさんは、先日のブログでも紹介させていただいたラッピングバスのイラストを手掛けるなど、ここのところ大活躍です。今回の作品は今年の前期に作られたもので、ソさんの考えてきたことを率直に綴ったような作品でした。観客投票で1位になったことからもわかるように、個人的な思いが共感を得て伝わったということ、それが映像の大きな力の一つだということを会場にいた方も感じられたと思います。ソさんもさらに自信を持って進んでくれるでしょうし、他の学生たちにも大きな影響があったように思います。
メディア・映像学科には、様々な個性を持った学生が集まっています。好みも技術もまたそれぞれですが、好きなことに関わりながら自分のことを考えていこうという点は同じなので、それぞれ刺激を与え合いながら成長しているようです。
なお、この映画祭に前後して映画『コスタリカの奇跡』が上映され、関連したトークが行われるイベントがあるなど、とても濃い1日でした。そのような中で、学生の作品も参加できていることに感謝しています。学生たちもまた、新しい作品をお見せできるように頑張ってくれると思います。どうぞご期待ください!
学生から二言:メディア・映像学科の学生の皆さん、素晴らしくも刺激的な映画祭への参加でしたねッ!学生をこうして受け入れてくださった、映画祭や地域の皆様に心から感謝!!!ところで、iD賞と観客賞を獲得したソ・チングマンさんのイラストは、1月1日の学長室ブログにも登場しますよ!お・た・の・し・み!!!