【メディア・映像学科】特撮!_その3
こちらのブログで紹介したメディア・映像学科の特殊効果撮影実験の続報です。以前は謎の液体(?)を使った実験の紹介でした。今回は、その後について紹介します。
こんにちは。ブログメンバーの安田です。今回は、学長室ブログの記事で紹介した実験がどうなったかの紹介です。(本記事は<その3>となっています。ちなみに、第2弾はメディア・映像学科のブログにて紹介しています。合わせてご覧ください!)
さて、これまでは
謎の液体を投入したり
スタジオで新たな素材を撮影したりしていました。
それをコンピュータスタジオで合成します。
さて、山に合成すると“爆発”“噴煙”のようになりました(写真が少しわかりにくいですね。申し訳ありません!)。謎の液体や粉もこのための素材でした。これらの素材を使って噴煙や爆発を作り出すというのは、かなり昔から使われていたテクニックなのです。
このような特殊効果、映画がフィルムで撮影されていた時代は、ものすごく大変なプロセスを経て作られていたのですが、今はアプリケーションの力で簡単にできるようになっています。もちろん、噴煙や爆発はCGでも作られているのですが、実素材を元にした合成はまだまだ魅力があります(作業中のPCの小さい画面から少しでもその魅力が伝われば良いのですが…)。
そのような特殊効果の合成作業も、学生たちは自分たちのPCでやっています。かなり複雑なCGや4K、8Kといった重たい作業にはより処理能力の大きいマシンを使うのですが、通常の編集や合成にはノートPCでも充分対応できます。データを整理したり、適切なサイズにコントロールするなどの気遣いは必要なのですが、それはマシンパワーが大きくなったとしても必要なことですね。
ただ合成するだけでなく、様々な調整を加えることでより<かっこよく>なっていきます。
こちらの学生は自前の風景素材に合成しています。よく知った場所を使う方がリアリティが出ますね。
さて、いかがでしたでしょうか。今回は技術の練習という面もあったので、まだ”作品”になる途中の状態ではありましたが、これからこういった技術も学生たちの作品に登場してくることと思います。まだ今回のようなSFXはあまり登場しないかもしれませんが、メディア・映像学科では12月15日にシネマ尾道で開催される”Id Onomichi Film Festival2019”への参加など、学外に向けての作品発表の機会もいろいろと準備しています。是非、新しい作品を楽しみにしていただければと思います。
学長から一言:このところ、メディア・映像学科の学生の活動が面白い!面白いだけでなく幅広い!!!この特殊効果撮影実験も、ちょっとした工夫で奇想天外な効果につながりそうですねっ!一つの作品の中で使われて、そのネタを見せてもらえると、そのプロセスがまた作品になりそう~~