【図書館】「注文の多い図書館」がシンポジウムを開催!
本学で読書推進活動の一環として勧めている「注文の多い図書館」のシンポジウム開催について連絡します。
こんにちは。図書館(K)です。
昨年度から私立大学図書館協会からの助成金を受け、本学学生は学修支援システム「セレッソ」を利用し、帯の作成から、書評の提出までおこない、本学図書館独自で読書推進の研究を進めています。このことについて、意見を募り検証したいと考えています。
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「知恵袋は一時の知恵、読書は一生の杖」
これは、本学図書館内のバーチャル図書館、「注文の多い図書館」の標語です。
読書をする習慣があれば、その力が一生の杖となって人生を支えます。
福山大学読書推進システム「注文の多い図書館」は、読書への誘いを目的とした、読書のためのオンライン独習システム(学内限定)です。このシステムを通して、本の帯と書評を作成します。本学の初年次教育科目「日本語表現法」の授業を通して全学の1年生がこれを行い、全学の学生が利用可能です。
読書の入口として機能するシステムに関するこの研究は、私立大学図書館協会の助成金採択事業としておこなわれています。広島県内4高校の参加を得て、高等学校から大学への接続も意識しながら、システムの検討を続けています。
このたび、「福山大学読書推進システム『注文の多い図書館』検証」と題して、シンポジウムを開催します。このシステムのモデルとなった帝京大学メディアライブラリーセンターの中嶋康先生、「朝読書」を先駆的に推進した岡山県立鴨方高等学校前校長 妹尾和弘先生を招いています。それぞれの取り組みと照らし合わせ、このシステムの効果と問題点を検証してみたいと思います。
読書について、考えるきっかけとなればと願っています。また、このシステムに興味を持ち、使ってみたいと思われる高校、大学を募っています。
―― 開催内容 ――
1.日時 2019年11月30日(土) 14:00-16:40
2.場所 福山大学宮地茂記念館 3階研修室(JR福山駅北口すぐ)
3.内容 ①読書推進活動「注文の多い図書館」の成立まで
②基調講演「読書」で「学び」をデザインする
③読書推進活動と高校・大学における取組み
④パネルディスカッション
学長から一言:「注文の多い図書館」が、だんだんとその姿を魅力的にして現れてきましたねッ!大学や高校の関係者に加えて、図書や読書に興味のあるたくさんの方々の参加をお待ちしていま~す!