生命工学部

Faculty of Life Science and Biotechnology

【生物工学科】初めて仕込んだワインです。ぜひお試しください!

【生物工学科】初めて仕込んだワインです。ぜひお試しください!

今年3月に生物工学科を卒業した橋本君が、ワイン片手に研究室を訪ねてきてくれました。

学科ワイン人材第1号

橋本君は、生物工学科の醗酵科学研究室で卒業論文をしたためた後、広島県世羅町にある 株式会社セラアグリパーク(せらワイナリー)に就職して、今年から仕事としてワインを醸造する「学科ワイン人材」第1号です。 彼が今年仕込み、ヌーボー(Nouveau)として先日リリースされた ”Honey Venus Nouveau 2019” がお土産ワインでした(ちゃんとお金を払いましたよ)。 

ワイン造りの苦労

ワイン造りの苦労を伺ったところ、今年は台風などの影響でワイン用ブドウがだいぶ傷んでしまい、仕込み用のブドウが十分確保できなかったそうです。 せらワイナリーさんは、昔は輸入した濃縮ブドウ果汁を発酵させたワインも作っていたのですが、最近は全て世羅産ブドウを使って醸造しているとのことです。 今年は初めての醸造で、訳もわからずに言われるままに、右往左往しながらブドウの仕込みに奔走し、ワインの製造工程の全体を俯瞰する余裕が無かったそうです。 「来年は、もう少し心に余裕を持ってワイン醸造に取り組めます!」との力強い言葉でした。

出来映えは?

とっても良い出来だそうです。 Honey Venus はその名の通り、甘口で口当たりの良いワインで、女性にぴったりとのこと。もちろんおじさんが飲んでも良いそうです。 フレッシュでさっぱりした味が特徴で、Nouveau なのでお早めに飲んで下さい、との事でした。

売れ行きは?

マスコミに報道されたこともあり、既に製造したうちの2/3が売れてしまい、残り僅かとのこと。 「今月の早い段階で売り切れる」そうなので、お買い求めは急がれた方が良いでしょう。 1,500円とお手頃なので、お求めやすいと橋本君は言ってました。 既に醸造家と商売人の顔を併せ持っていますね。 「これからも頑張って、ぜひワインで金メダルを取りたい!」と言ってました。 ぜひ頑張って良いワインを造ってください。

 

 

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