【税務会計学科】いよいよ、ビジネス提案プレゼン本番!-地元企業とのコラボ連携授業「地域調査」ー
学長室ブログメンバーの張楓(経済学部税務会計学科)です。
今回は、私が担当する税務会計学科のアクティブ・ラーニング「地域調査」において、今年度前期から新企画としてスタートさせた、地元企業ドラッグストアの株式会社ププレひまわり(本社:福山市西新涯町)との連携授業について、ご紹介したいと思います。
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地元資本の小売企業と連携授業を行う狙いは、受講生が講義を通じて地域経済を支える地元企業に対する理解を深め、高付加価値商品・サービスの提案力を身に付けるとともに、能動的学習能力の向上を図ることにあります。
今年度前期には株式会社ププレひまわり、後期には株式会社エブリィホーミイホールディングスの地元小売企業の2社と連携授業を行います。いずれも若手経営執行部と若いスタッフの迅速な決断力・遂行力・行動力を原動力に、急成長を成し遂げてきている有力成長株の企業です。
前期授業で連携する株式会社ププレひまわりは、コラボ授業に全面協力の強い姿勢を打ち出してくださり、総勢4名の社員を派遣していただきました。2名のベテラン社員のほかに、大学生の直接指導に当たりやすいように、2017年度新入社員2名も加わっていただきました。なお、そのうちの1名は福山大学生命工学部の卒業生です。
前期授業では、19名の受講生を3つのグループに分けて、グループごとに新ビジネスの提案にむけた調査に取り組むことにしています。課題として、10代と20代をターゲットにした新商品を考え、その商品を使った生活提案・売場提案をまとめ、7月7日にププレひまわり本社で社長や経営執行部担当者に対してプレゼンテーションを行います。ププレひまわり本社には最優秀賞・準優秀賞を選んでいただき、実際の店舗において学生が提案した陳列コーナーを設置し、販売していただく予定です。
以下では、7月7日の最終プレゼンにむけて準備を行ってきた学生たちの生き生きとした学びの現場を写真を交えながら、簡単にご紹介します。
自己紹介をする2名の新入社員(福大卒業生は誰かな?)
コラボ企画段階から大変お世話になっているベテラン社員の田頭さん
グループ分け完了。その名前は「日の花びら」、「ビリーブ」、「おニャン子クラブ」(ユニーク!)
授業の進行から学生の対応まですべてこなすベテラン社員の中元さん(私の出番はありません!)
グループ分けした後、ジャンケンで実地調査を決める(楽しそう!)
ベテラン社員と新入社員の間でも議論が繰り広げられる(隔たりのない素晴らしい社風!)
バレるから、これ以上見せるのをやめま~す!
3つのグループは手作りで、どんなプレゼン用ポスターを仕上げたのかな。その全貌はまだお見せできませんが、とりあえず、素晴らしい出来の一言です。地元企業との生き生きとした能動的な学習機会を通して気づくのは、学生の成長の早さだけでなく、潜在力の高さです。
さて、2ヶ月にわたって一所懸命考えてきた提案が、最終的に実際の店舗で採用されるためには、会社経営執行部の担当者に対して提案の趣旨が伝わる、手作りポスターを活かしたプレゼンの力が求められます。経営力は総合力といっても過言ではないことを、学生たちは強く実感するのではないでしょうか。
いま、各グループはプレゼンにむけて、原稿作成と練習を重ねています。最優秀賞・準優秀賞の結果については、7月7日のプレゼン後、詳細にお知らせします。お楽しみに!
ところで、経済学部税務会計学科のオープンキャンパスが7月1日に開催されます。そこで税務会計学科がこれまで取り組んできたアクティブ・ラーニングについて詳細にお話しする予定です。ご参加をお待ちしております。
学長から一言:これは備後経済コースを持つ税務会計学科らしい、課題解決型のアクティブ・ラーニングですねッ!地域を愛し、地域で活躍し、地域から国際社会につながる「未来創造人」が、ここから育ちますねッ!!!