【国際交流】三蔵祭「留学生の日」

【国際交流】三蔵祭「留学生の日」

10月27日(日)に国際センター留学生部主催の「留学生の日」が、1号館01108教室で開かれました。当日の様子について、国際センター専任教員の趙准教授がお届けします。(投稿:国際交流課 清藤)

 

正に令和元年にふさわしい1日でした。地元の方々と和気あいあい楽しく交流する福山大学の三蔵祭「零話〜新たな歴史の幕開けを〜」は、10月26日(土)~27日(日)に開催され、その賑やかな舞台で留学生たちも一話を飾りました。

27日(日)に国際センター留学生部主催の「留学生の日」が、1号館01108教室で開かれました。写真展示により、勉学に励み国際交流活動を通して日々成長している留学生の様子を紹介しながら、留学生たちは手作りのお菓子などで来場者の方々をもてなしました。

午前のベトナムタイムでは、留学生はベトナムの黒豆ぜんざいを大鍋いっぱい作ってきました。時間前からすでに数名の方が会場で待っていましたので、慌ただしい出だしでしたが、「ちょうどいい甘さで美味しい!」「ココナッツ風味で爽やか!」との好評を受け、余裕を取り戻して笑顔いっぱいの交流ができました。

          ※ベトナムのことについて、市民の方の質問に答える3人

 

なお、ベトナムタイムを担当したのは、
 Nguyen Phuong Hoaさん(ベトナム貿易大学交換留学生)
(感想:大勢のお客さんが来られて、たくさん交流ができて嬉しかったです)
 Tran HongQuanくん(人間文化学部人間文化学科1年生)
(感想:小豆や黒豆のぜんざい以外、ベトナムにはいろいろな種類のぜんざいがあります。ベトナムへ旅行に行かれたら、是非食べてみてください)
とNguyen Van Toanくん(経済学部国際経済学科1年生)の3人でした。

昼からはブルガリアタイムと中国の切り紙体験でした。ソフィア大学から来た交換留学生3人は、ブルガリアの国民食とも言われる「バニツァ」を作ってきました。「バニツァ」は、白いチーズや卵とヨーグルドを薄いパイ生地で包んで焼いたブルガリアの伝統的な食べ物です。作りたてのバニツァは、ジューシな香りとサクサクとした食感で皆さんに喜んでいただけたようです。バニツァを頬張りながら、日本人学生や市民の方々は留学生たちを囲んでブルガリアのことを熱心に聞いていました。

        ※ブルガリア留学体験がある市民の方とパネル前で記念写真

ブルガリアのソフィア大学交換留学生・人間文化学部所属のKadieva Tsuvetomila Nikolaevaさん、Kirov Radoslav Radoevくん、Mikhailin Vadimくんでした。(3人の感想:日本の大学祭は活気あふれて大好きです。また、バニツァは皆さんのお口に合ってよかったです。朝早くから作った甲斐がありました。)

中国の切り紙コーナーも中国文化に関心のある方や子連れの方で賑わっていました。今年の9月に入学したばかりの経済学部国際経済学科2年生の管 宇鵬くんは、ハサミを操り見事に動物や花などの絵柄を切り抜き、手本を見せてくれました。「紙切り」は少し技がいるようですが、中国で歴史の教諭免許も持っている管くんは手取り足取りで親切に教えてくれました。そのうち、他の中国人留学生も輪に入り、中国とゆかりがある方々とも話に花を咲かせました。

           ※管くんは器用で、説明も分かりやすかったです。

 

経済学部国際経済2年生の管 宇鵬くん(感想:三蔵祭でイベントを担当させていただき、楽しくて達成感もありました。来場の方々とたくさん交流できて勉強になりました。)

                               学長の来室もありました。

 

学長から一言:大学祭(三蔵祭)に合わせて開かれた「留学生の日」の催しでは、甘い香りや異国情緒あふれる服装に誘われてたくさんの来室者があり、交流が広がったようで、良かったですねッ!

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