【大学教育センター】教職フォーラム2019を開催!

【大学教育センター】教職フォーラム2019を開催!

本学OB・OGを招いて、教職フォーラムを今年も開催しました(10月23日)。その様子について、学長室ブログメンバーの竹盛(大学教育センター教職支援室長)がレポートします。


教職フォーラムは今年で5年目、通算第6回となります。
私たちは、これまで教育現場の経験のある先生方の語る教育の醍醐味について耳を傾けてきました。特に、最近はOB・OGの先生にお越しいただき、先輩の生の声として教職への夢と苦悩、そして教職の歓びについて伺ってきました。
学生からすれば、このように先輩から直接話を聞くことができる機会は、有意義なものになるに違いありません。

今年もOB・OGの先生にシンポジストをお願いしました。シンポジストは、経済学科卒業の坂本倫子先生と人間文化学科卒業の金藤寿希亜先生です。お二人とも多忙な中、学校現場から駆けつけてくれました。母校に招かれて後輩の前に立つというわけで、リクルートスーツを着て、いくらか緊張の面持ちでフォーラム会場に向かいました。まずは、大学教育センター長で副学長の大塚教授による開会挨拶の後、大学教育センター教職支援室長の竹盛による司会進行で、フォーラムは進んでいきました。


始まってみれば、現職のすごみなのか、実に堂々とユーモアも交えながら、正鵠を射た言葉が繰り出されました。福山大学から教職の道に進み、教職にある歓びと責任と苦労を語りながら、教職を志した自らの原点とこれからの道筋を強固にするに違いない考え方を、自分の言葉としてしっかり語ってもらいました。

今年は、教職課程に在籍する3年生全員に強く参加を呼びかけました。その3年生を含め、参加者は60名となりました。
この教職フォーラムを聴いた感想を書いて、最後に提出してもらいました。そのいくつかを以下に紹介します。

 

  • まず、今からでもしっかり勉強をしていこうと思いました。教員になったOBの方の話を聞くと大変なこともあることを知りましたが、それでも私は教員になりたいと思っているので、これからもしっかり考えていきたいと思います。経験は宝なんだなと思いました。
  • 私は教職の資格を取得し、教師になるために福山大学に進学しました。しかし、今現在、自分の目標を達成できるのか不安になり、少し落ち込んでいました。でも、お二人の教師としてのやり甲斐やそれまでの苦難を乗り越えてきた話を聞くことができて、私も諦めずに最後まで目標に向かっていこうと思いました。
  • 正直、すごくいい話を聞いたと思っています。実際に先生になった先輩方がどういう経緯で先生になろうと思い、どういう道を歩んだのかということを聞くことができて、「なるほど、そういう考えもあるのか」ということや「そんなこともあるんだ」ということが分かり、少し安心しました。私もまだ正直、教職の道については悩んでいます。しかし、今回の話を聞いてもう少しきちんと考えてみようと思いました。

先輩の話を聞いて自らを見つめ直す、大変有意義なフォーラムになったような気がします。

 

学長から一言:坂本倫子先生、金藤寿希亜先生、後輩のためにわざわざおいでいただきありがとうございました!後に続くもの達にとても良い励みになっていただいたようで、感謝!教職を目指す学生の皆さん、先輩達のように、高い目標を掲げて、がんばろう!次世代のためにも!!!

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