学部・学科・大学院
建築学科
酒井 要(さかい かなめ)
職 名 | 助教 |
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学 位 | 工学修士 |
専門分野 | 建築計画 |
担当科目 | 情報処理、CAD演習Ⅰ・Ⅱ、CG演習、設計技術Ⅰ |
使いやすくて便利になる公共サービスの組合せは?
図書館や公民館などに代表される生活に密着した公共施設は、私たち暮らしを豊かなものする公共サービスを提供する場所です。近年、少子高齢化などの社会変化を受けて、新しい機能・サービスの提供が求められていますが、既存の建物・設備や人的資源での対応には限界があります。そこで、公共施設の整備が異なる公共サービス・機能を一つの建物の中に集める「複合施設」方式が大半になっていることに注目して、より充実した機能・サービスを提供できるための複合施設に配置する公共施設の組合せについての研究をしています。
備後に根付く伝統的なコミュニティスペース
「壁がない4本柱のお堂 が道端に建っているのを見たことはありませんか?これは「辻堂」や「四ッ堂」と称される地域の人によって行事・建物が継承されている存在で、備後地方は特に多く現存する地域の一つです。石仏を内部に祀る例が多く「信仰の場 と思われがちですが、「住民の交流 や「往来の休憩所 の用途も持つのが特徴で、この習俗が国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に指定されています。この伝統文化を受け継ぐ母体である地域コミュニティに注目して、街づくりに活かせるエッセンスを調べています。