【生命栄養科学科】食育授業の報告に学長室を訪問!
福山市立大成館中学校にて食育授業を実施したことを報告に、生命栄養科学科の栄養教育研究室4年生の5名が、学長室を訪れました。西准教授からの報告です。(投稿:柴田)
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福山市では中学校でも給食の実施が始まり、その給食を利用した食育がこれから充実していくこととなります。
そこで、管理栄養士や栄養教諭を目指す生命栄養科学科の学生が食育を支援する活動ができればと、地元の大成館中学校に相談したところ、小寺校長先生をはじめとした先生方のご理解を得て、今回の食育授業が実現しました。
対象となる中学生に、グループインタビューや食生活アンケートを実施してアセスメントを行いました。すると、栄養バランスのとれていない朝食が多いことや自分の食事に関心をもっている生徒が少ないように見受けられました。
このことを踏まえて、生徒の皆さんの食生活が改善できるようにと食育授業を組み立て、猛練習で本番に臨みました。6月の食育月間に、2年生3クラス同時に2回の授業を行いました。
テーマは「食から自らの成長を応援しよう!」です。1回目は食事の質・量・時間について、科学的データを示しながら理解する授業を展開しました。2回目は実践編、主食・主菜・副菜・乳製品・果物などを組み合わせて朝食メニューを次々と考案していくグループワーク、班ごとに一番おすすめのメニュー紹介など大いに盛り上がり、あっという間に終了ベルがなりました。1クラスで54種類、全部で162種類の栄養バランス朝食メニューが完成し、クラス内に掲示されています。
中学生の皆さんと楽しい授業ができたことは、私たちの励みとなりました。勉強や部活など様々なことに頑張っている中学生の皆さんの健康を食から支えていく活動を今後も進めていきたいと思います。管理栄養士、栄養教諭としての知識と技能をさらに高めたいと改めて思いました。
学長から一言:大成館中学校の生徒の皆さん、福山大学で管理栄養士を目指している大学生と一緒に学んでいただき、ありがとうございました。。。これからの食生活にしっかり役立ててくださいねッ!!!