【国際経済学科】航空自衛隊にいる卒業生を訪問しました! 

【国際経済学科】航空自衛隊にいる卒業生を訪問しました! 

国際経済学科を今年3月に卒業した森山幸紀さんが働く山口県の航空自衛隊防府南基地に、在学時の指導教員である萩野覚教授が訪れ、森山さんを激励してきたそうです。その時の様子が萩野教授から届きましたので、学科ブログ担当の藤本がお伝えします。


 

今年の3月に国際経済学科を卒業した森山幸紀さんは、卒業後、山口県の航空自衛隊防府南基地所属の教育隊で働いています。6月1日(土)に同基地の開庁記念イベントがあり、森山さんに誘ってもらいましたので、激励がてら行ってまいりました。

森山幸紀さん

森山さんは、ここまで統制訓練の毎日で、イベントでは観閲式に続いて小銃を抱えた行進を見せてくれました。朝から晩まで規律の高い生活をしているそうで、寝起きのための6人部屋に入ると、ベッドが綺麗に整理されています。森山さんとはニュージーランドへの研修旅行で部屋が一緒になったことがありましたが、その時とのギャップが大きく、訓練の効果に感心した次第です。

観閲式の様子

基礎教育が終わる7月になると、他の基地に移動して専門教育を受ける予定ですが、森山さんは高倍率の航空管制官の途に進むことを希望しています。航空管制官になるには、航空機との通信のため高い英語力が必要とされるそうで、ブリガリア・ソフィア大学留学の留学経験者である森山さんは適正を認められているようです。因みに、一般の空港で働く航空管制官になるには、採用試験に合格後、国土交通省が管轄する航空保安大学校で1年間の研修を受けることになるのですが、試験の合格率が5%前後と大変狭き門です。

国際経済学科では、グローバル人材の育成を行っており、研修や留学のために学生を海外に押し出して行く方針で臨んでいます。森山さんは、ソフィア大学留学中に欧州各地を旅したのを機に飛行機が好きになり、飛行機に関連した仕事をしたいとの考えを持つに至ったとのことで、英語力のみならず将来展望の面でも海外留学が人生の転機になったと言えそうです。卒論のテーマも「日本の航空・鉄道運賃について―なぜ、欧州に比べ高いのか―」でした。

自衛隊隊員の訓練は大変そうですが、人のためになる大変意義深い仕事です。基地イベントでは、女性自衛官も頑張っておられました。関心を持たれた方がいらっしゃれば、森山さんに相談されると良いでしょう。

女性自衛官の行進の様子

 

学長から一言:ソフィア大学への留学が、ちょっと変わった形で人生に大きな影響を及ぼしたようですねッ!留学が人生をポジティブに捉える契機にもなったようで、うれしく思います。。。森山君、もし機会があったら、ぜひ福山大学に立ち寄って、そのりりしい姿を見せて欲しいですねッ!

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