カリフォルニア大学リバーサイド校と共同奨学金プログラムをスタート!
学生のアメリカ留学を奨励することを目的として、福山大学とカリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)は、毎年、福山大学または福山平成大学の英語成績優秀者に対して、UCRで実施される英語研修の奨学金を共同で授与することになりました。学長室ブログメンバー国際交流課のT-boneがお届けします。
これは、TOEICスコアが優秀かつ国際貢献の意欲が高い学生に対して、UCRでの4週間の英語研修の学費と登録料を、福山大学とUCRがそれぞれ1名分援助するものです。この合意は3年間継続され、2019年度に最初の学生がUCRで学ぶ予定です。また、学生は研修参加後に「UCR大使」となって、種々の国際交流イベントの運営に積極的に協力してもらう予定です。
3月23日(金)にUCRのエクステンションセンターのDeanを務めるケヴィン・ヴォーン博士ら関係者が福山大学にお越しになり、調印式が執り行われました。
はじめに、松田学長から、UCR関係者への歓迎の言葉とともに、「この奨学金で留学した学生は、アメリカで国際感覚を身に付けて本学に帰ってきた後は、種々の国際交流イベントの運営に携わることによって、他者に自分の経験を伝え生かすことを通して、さらにより高いグローバル人材へと成長してもらいたいと思っています」と、学生への期待が述べられました。
ところで、この奨学金は、双方の大学の英語名称の頭文字にちなんだFUTURE(Fukuyama University and The University of California Riverside Extension)の言葉を使い、Shaping Your FUTURE Scholarshipと名付けられました。
松田学長は、このことにちなんで、「この名称を日本語に訳すと、未来創造奨学金となります。実は福山大学では「地域を愛し、地域で活躍し、地域から国際社会につながる『未来創造人』の育成を目指しています。そして、平成32年12月には未来創造人の育成拠点となる、11階建ての全学共通の学修施設(兼)薬学部棟の『未来創造館』が竣工される予定です」と、本学が進めている「未来創造人」の育成に繋がる奨学金でもあることも説明しました。
つぎに、UCRのケヴィン・ヴォーン氏から、英語を学ぶだけでなく文化の多様性に触れることの重要性が強調され、「この奨学金が、学生のFUTURE(未来)を創造し、両大学の交流のFUTURE(未来)に繋がるものになると信じている」とのお言葉も頂きました。
そして、両大学による協定書への署名が行われました。
最後に、副Deanのブロンウィン・ジェンキンス・ディース氏、本学の鈴木副理事長、冨士副学長をはじめとした本奨学金の設立に関わった関係者全員で、記念撮影を行いました。
本奨学金への応募・選考方法の詳細については、後日ゼルコバ等を通してお知らせします。 皆さん、このチャンスをものにして、カリフォルニアで英語とアメリカ文化を学びましょう!
なお、調印式後には、本学との友好を深めるため、学生・教職員との交流会が開催されました。この様子は、企画・文書課のmiuraさんが、別の記事で報告してくれています。
学長から一言:未来志向の素晴らしい協定が結べました。。。学生の皆さん、これをしっかり活用して,国際派の未来創造人になろう!!!