【情報工学科】UXデザインワークショップ@高知工科大学
工学部で1年生向けの「みらい工学プロジェクト」の一つとして行われているUXデザイン演習について、今回は高知工科大学にてワークショップを開催しました。
情報工学科の中道です。
情報処理学会四国支部の講演会「イノベーションに向けてのUXデザイン」として、5月15日(水)に高知工科大学にて開催されました。
http://ipsj-shikoku.jp/cms/?p=661
現在、「デザイン」はブランドとイノベーションを通じて、企業の産業競争力の向上に寄与する。と言われており、デザインの活用が求められています。
経済産業省「デザイン経営」宣言
https://www.meti.go.jp/press/2018/05/20180523002/20180523002-1.pdf
私が情報工学科の教員として、工学部の横断科目である「みらい工学プロジェクト」でも実施しているUXデザイン演習と、アンカーデザイン株式会社シニアサービスデザイナーとして企業に向けて実施しているワークショップが、今回の3時間に詰め込まれています。
今回は、高知工科大学のビジネス要求として「AIかIoTに関連した技術を使用して来場者がオープンキャンパスで大学を知る」がゴールでした。
まずは、オープンキャンパスに来てほしい高校生をイメージすることから、そしてゴールを達成するハッピーなストーリーを考えていただきました。最終的に各グループことに魅力的なサービスをプレゼンテーションしていただきました。
参加者の皆さんに作成していただいたストーリーをもとに、私からもいくつかのサービス案を提案してみました。
・iPad付き自転車でサイクリング
・AIの有無でこんなに変わる
・大学生活を5分で体験
また、講演後にもUXデザイナーやサービスデザイナーの仕事についてなどの質問をいただくなど、多くの学生が興味を持ってくれました。今回生まれたサービスは、これまでに学んだ技術で開発に取り組むので実現されて形になるのが楽しみです。
学長から一言:まさに中道准教授ならではのワークショップですねッ!ところでUXデザインって何?!?UXとは、「User Experience」の略で、日本語にすると「ユーザー体験」のことです。。。と解説を始めるようでは、この世界の人間ではありませんねッ!