【海洋生物科学科】新任教員2名の紹介!
海洋生物科学科に、この4月より新たに2名の教員が着任しました。
皆さんこんにちは。海洋生物科学科の Kenji♪ です。
今回は、新任教員2名(伊丹教授と金子教授)のご紹介です。
まずは、伊丹利明教授から届いたメッセージです。
生命工学部海洋生物科学科教授の伊丹利明です。私の研究は「魚介類の疾病防除」です。対象生物はクルマエビを最近20年間取り扱ってきました。同時に、観賞魚の疾病防除のために「環境にやさしい疾病の治療方法」についても研究をしております。
福山大学に赴任しましたので、この素晴らしい環境を十分に生かして、生命工学部という名前の通り、従前の農学とは異なった異分野融合型による新たな研究の切り口を探したいと思っています。教育と研究は車の両輪です。教員自身がワクワクするような研究があって初めて学生も興味をもって授業を聞いてくれます。このような授業・実験を通して、学生自らが課題提案、そして課題解決のできる人物、さらには生涯を通じて学修のできる人物に育ってほしいと思っています。
現状では、右も左もわからない状況ですので、皆様のご指導とご鞭撻をいただきたく存じます。何卒、よろしくお願いいたします。
つづいて、金子教授から届いたメッセージです。
皆さん、はじめまして。4月から海洋生物科学科に教授として着任しました金子健司と申します。3月まで宮城県女川町にある東北大学の女川フィールドセンターに勤務し、東日本大震災が海洋生態系に与えた影響を調べたり、漁業復興に貢献するため効率的な養殖システムの開発等をしていました。これまで大学には勤務しておりましたが、教育にはかかわらず毎日のように海に出て調査や観測に従事しておりましたので、環境の変化に少し戸惑っています。しかし、福山大学の学生たちはとても明るくフレンドリーに接してくれるので、そんな不安も少しずつ解消しています。
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私の専門は水産資源生態学で、主に魚や貝などの魚介類の生態などについて研究をしています。魚介類を対象としていますので、漁業者の方にサンプルを頂くことが多々あります。これまでもホタテやカキなどのサンプルを大量に頂くなど、ある意味贅沢な研究を行ってきました。どの地方でも漁業者の方は方言がきついことが多いので、何を言っているのかわからず意思の疎通が困難なことが多々ありましたが、受け入れてくれると常に笑顔で接してくれる方が多いです。今の学生たちとは親と子くらい歳が離れているので、時に意思の疎通が難しいことがあるかもしれません。しかし、私も漁業者の方を見習い、常に笑顔で学生に接していきたいと思っています。
今年度、海洋生物科学科には114名の新入生がやってきました。
海洋生物科学科と福山大学を益々発展させるべく、これからも教員一同、教育・研究に邁進致します!!
学長から一言:海の生き物好きの全国の高校生から、熱い視線を注がれている福山大学の海洋生物科学科ですが、風光明媚な瀬戸内海の因島にキャンパスや水族館を持つという特徴はもちろん、素晴らしい教員陣がなんと言っても魅力!!!今回仲間入りをした、伊丹教授と金子教授で、さらに魅力倍増です!ご期待ください!!!