平成29年度福山大学卒業式(平成30年3月20日)
こんにちは、春がやってきました。今年の冬はまた格別に寒く、春が待ち遠しかったですね。学長室ブログメンバーのAIです。
福山大学の構内では、春の雨がしとしと降っていますが、桜の花芽はもう待ちきれないほど膨らみ、土筆がにょきにょき顔を出し、鳥たちの歌も聞こえてきます。
そして、嬉しくも、少し寂しい、春がやってきました。本日は卒業式です。
今年も632人が長い間の大学(4年間または6年間)・大学院生活を終えて、社会へ旅立っていくこととなりました。ついこの間、入学してきたような思いが頭に浮かびます。入学オリエンテーションの時のとまどいと期待に満ちた顔を思い出します。長いようで短いような 学生生活でした。大学での学修は、彼らにどのような影響をおよぼしたでしょうか。教職員は、巣立つ教え子の顔を見、また、卒業生は、同級生、かけがえのない友人、支えていただいたお父様、お母様、ご家族の方々、お世話になった先生、職員の方々、などなどの顔を見、この大学生活でのさまざまなシーンを思い出します。
「ただいまから平成29年度学位記授与式を挙行いたします。」この雰囲気の荘厳さは、卒業生がこれまでそれぞれに努力して研鑚してきた度合を反映しています。透き通るように静かで、凛とし、おごそかで、感慨ひとしおです。
国家斉唱の後、学科毎、総代に学位記が授与されていきます。14学科、3研究科からの卒業生達です。
教員免許状の伝達後、卒業生のなかから、特に顕著な業績の卒業生9人に「学長賞」が授与されました。松田学長から1人ずつメダルをかけていただき、「似合っているよ。」とか「がんばってくれてありがとう。」とか、声をかけていただきました。
松田学長からの式辞:「皆さん、卒後おめでとうございます。若さと知力あふれる若者を社会に送り出すことを誇りに思います。大学で培った自信と希望を心の糧として、localにもglobalにも活躍してくれるよう期待しています。」
清水理事長からの式辞:「福山大学は、地域、社会で働く重要な人材の育成をミッションとして全教職員が努力しています。大学で得た学力や資格を有効に使い、りっぱな社会人として、持続可能な社会のための目標をめざして活躍するよう心から祈念します。」
在学生送辞:「日々努力され、学位記を手にされました。先生、友人と過ごした日々をふりかえり心を熱くされていることでしょう。先輩方からうけたアドバイスを今度は、私たちが後輩に返せるように、先輩方がそうであったように、こんどは私たちが後輩のよき手本となるよう、心がけていきます。」
卒業生答辞:「本日このようなすばらしい式を私たちのために挙行していただき、厚くお礼申し上げます。生涯わすれることのできない大学生活を胸に、皆様に感謝しながら、各々新たな目標をもって旅立ちます。」などなど式は、粛々と進行していき。
「福山大学の歌」、「仰げば尊し」の歌の中、閉会となりました。卒業式の後、各学部に戻って、学部長からひとりずつ学位記を手渡していただきました。りっぱな学位記をみると大学でがんばった気持ちがよみがえってきます。
卒業式が終われば、今日は、ひとしきりその感激に浸りましょう。方々で、卒業パーティが開かれてます。大学生活でのさまざまな思い出を語り、あすからの希望ある未来にむけて、歩を進めていきましょう。いよいよ、人生という航海に、自らの舵取りで出発です。
学長から一言:卒業生の皆さん、おめでとうございます。。。それ以上に(?)保証人の皆様、おめでとうございます。。。やっとお子さんが一人前になりましたよ!!!これから社会でどのような活躍をしてくれるか、楽しみですねッ!!!私もとても楽しみにしています!!!