【大学院】福山大学大学院研究発表会 開催!

【大学院】福山大学大学院研究発表会 開催!

3月2日(土) にJR福山駅北口すぐの福山大学宮地茂記念館1階で、福山大学大学院生による研究発表会が開催されました。この様子を工学部スマートシステム学科(フェイスブックはこちら)の伍賀が紹介します。この研究発表会は、経済学研究科、人間科学研究科、工学研究科、薬学研究科の主として大学院1年生によるポスター形式の発表会で、総合大学である福山大学の特徴を発揮した広い分野の研究発表で、学外の方にも参加していただき、盛況な発表会となりました。(全部で15件の発表がありました。詳しくはこちら)。

JR福山駅北口 福山大学宮地茂記念館の発表会場

工学研究科の電子・電気工学専攻からは、中村優一さんの「単発低周波音を用いた距離計画」、白井勇也さんの「障がい児に対する指導計画支援を目的とした視線情報システムの提案」のポスター発表がありました。中村さんと白井さんは、昨年の中国支部学術講演会での学会発表からもう一段研究を進めて、発表ポスターに研究をよくまとめていました。また、情報処理工学専攻からは、横山大知さんの「アクティブ・ラーニング環境における非接触性操作の即応性評価」の発表がありました。

電子・電気工学専攻の中村優一さん

同じく、電子・電気工学専攻の白井勇也さん

工学研究科の生命工学専攻からは、「クラゲ類の雌雄特異的な形態的・分子的マーカの探索と同定」、「紅藻スサビノリのLEA様タンパク質の解析」、「海洋細菌 Pseudoalteromonas sp.A25株の生産する珪藻殺藻物質の探索」、「クロウミウマ稚魚の初期生残に及ぼすワムシ栄養強化剤および親魚の餌の影響」の4件の発表がありました。福山大学の立地を活かした瀬戸内海の生態系に根差した研究発表が多いという印象を受けました。また、海洋細菌の研究は、赤潮発生を低減するような物質の研究であり、高い有用性を感じました。

生命工学専攻の益 七瀬さん

同じく、生命工学専攻の池原正恒さん

薬学研究科の医療薬学専攻からは、「脳出血後遺症に伴う抑うつにおけるindoleamine 2,3-dioxygenaseの役割」 、「マウス乳癌FM3A細胞のリポプロテインリパーゼ分泌に対するエストロゲン及びプロゲステロンの寄与」の2件の発表がありました。専門性の高い研究テーマという印象ですが、多くの学生、教員、学外の方々が研究に対して熱心に質問を行い、講演者は丁寧に対応できていました。

医療薬学専攻の発表ブース

また、経済学研究科(経済学専攻)や人間科学研究科(心理臨床学専攻)からも多数の研究発表があり、終始、盛況な研究発表会になったと感じました。今回の研究発表は、修士課程1年生と博士課程1年生によるもので、研究の中間発表の意味合いが強かったように感じます。今回の発表の質疑応答や見学の方々からのコメントなどを活かして、自身の研究を充実させていってほしいと思います。

会場は活気にあふれていました

 

学長から一言:大学院レベルでも、色々な領域の研究に触れるのは、素晴らしいことですねッ!一つ事に集中することと違った視点からの刺激が相まって、インスピレーションがわき、独創的な研究が生まれると思いますよ!!!がんばって!!!

 

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