【メディア・映像学科】学生の研究発表会を開催!オランダとも交信
メディア・映像学科では、2年生〜4年生の全員が、この1年の研究・制作の成果を発表する機会を設けています。映像・CG・紙冊子といった制作物から情報社会系をテーマにした論文まで、本当に幅広いテーマの演題がそろいます。今年のメディア・映像学科研究発表会も大盛況でした。(メディア・映像学科:阿部)
研究発表会は、CLAFT教室を用いて3ブース同時に発表する形で行われます(昨年の様子は、こちらからどうぞ)。2年生は来年度から取り組むテーマについて、3年生はこの1年に進めてきたことについて、4年生は卒業研究として提出したものについてそれぞれ発表しました。
発表は緊張するものですが、この場ではみんなが発表者でありアドバイザーでもあるので、話すのも聴くのも熱心になるその雰囲気がとても心地よいです。午前9時30分に集合し、会場づくり後に発表会を開始し、お昼休みを挟んで、なんと16時30分まで発表が続きました。
4年生は7分の発表時間をうまく使って、オーディエンスとやりとりをしながら発表している学生も多かったです。
舞台裏では、自身の発表時間まで入念に準備する3年生の姿もありました。(この直後の彼の発表は、会場全体を笑いの渦に引き込んでおりました!)
こちらはドローンのCGと実写を合成した動画です。もう少し改善したいところについても具体的に話していました。
この1年の間に何を考え、どんな試行をしてきたのか。テレビドラマのヒロインのファッション分析、映像制作マニュアルの電子書籍化、ゲームのUI分析や紹介動画の作成、Vtuber、音楽や写真制作からパロディ分析、今日における「信用」とは何かといったテーマまで「これぞ、メディア・映像学科」と言わんばかりの多種多様な成果物が発表されました。
今回、1年生は聞き手でしたが、番外編として課外でゲーム制作を頑張っていた1年生の譚くんと小榮くんが制作したゲーム「フォトクエ」についても発表してもらいました。ストーリー構成、モデリング、プログラミング、紹介動画の作成と、あらゆることを2人で協力しながら進めてきており、会場からも「よくできてるなあ!」と驚きの声が上がっていました。
会の後半からは、1年間の在外研修でオランダにいる安田教授もオンライン通話で「参加」し(時差の関係もあり、オランダの現地時間午前8時頃からつないでもらいました)、パソコン越しに近況を報告し合う姿も見られました。
また、発表会後には学科教員から各教員賞が発表されました。この日のために、教員それぞれが準備した「賞品」(そのほとんどが教員の出身地の地のものだったりします)が手渡され、今回も喜んでもらえたようで・・・と教員たちも一安心でした。
学科の研究発表会は長丁場の会となり、運営する方も発表する方も、そして聴く方にとってもなかなか大変でしたが、学科の皆さんが何に関心をもって、どのように日々取り組んでいるのかを知るとても良い機会になっています。私たち教員も、学生の頑張りには励まされてばかりです。来年度も様々な努力が実ることを期待しつつ、一緒に楽しんでいきましょう!!
今回もたくさんの写真を撮りましたので、そのほかの写真はメディア・映像学科ブログに随時あげていく予定です。是非、こちらもご覧ください!
学長から一言:2年生、3年生、4年生が1年間の成果を発表し、1年生も聞き役で参加し、皆で成果を分かち合い、より良いものにするにはどうしたらよいか意見を出し合い、。。。素敵な学科ですねッ!!!