【心理学科】三蔵祭にて2年生によるお化け屋敷が開催されました!
10月19日(土)と10月20日(日)に開催された第50回三蔵祭にて,心理学科の2年生はお化け屋敷を実施しました。
2020年から始めたお化け屋敷は,そのときから毎年大人気であり一昨年は大行列に!そのため今年も昨年と同様,整理券を配布し予約制にすることで混雑や行列を避けることができました。今年は1日の上限を38組 (各組最大4名) とし,なんと192名ものお客さんが参加してくれました。福山大学の学生から,小さいお子様連れの方,ご年配の方など,幅広い年代のお客様に楽しんでいただけました。事前準備から当日の様子までをご報告いたします。
今年のお化け屋敷のテーマは「研究所」。「荒多研究所」という名前のそこは,過去に変な噂があったものの現在は新しく生まれ変わり,ある実験イベントを行うことに。お化け屋敷に訪れたお客さんは,この実験イベントに参加するという設定で研究所に入りますが,そこで様々な恐ろしいことを体験するというものでした。
今回のお化け屋敷は,「実は研究所では人体実験が行われているという」設定で行ったため,それに合うような小道具を多く用意しました。生首や眼球が入ったホルマリン漬けを作成したほか,被検体のお腹から飛び出している血まみれの腸を作成し,臨場感たっぷりの会場となりました。また,お客様に配った整理券は,ポップなデザインに血痕や手形があしらわれたもので,入場する前からドキドキ感が伝わるものとなっていました。
<学生がデザインした整理券>
係の学生を中心に心理学科の2年生全体が夏休みの間や授業後の時間を利用し,道具を作ったり演技の練習をしたりと和気あいあいとした準備期間となりました。今年は,準備に必要な物品の到着が大幅に遅れたため,準備期間が例年よりも短くなりましたが,学生たちが授業の空き時間を利用しながら手際よく準備を進めてくれたおかげで,無事に開催することができました。積極的に参加してくれた皆さん,また,それを引っ張っていってくれた三蔵委員の皆さん,ありがとうございました。
お化け屋敷の内部の通路を仕切るパーティションを作成している様子です。段ボールに黒いビニール袋をかけて,その上から血糊で手形をつけていきました。皆さん手に直接血糊をつけて手形を押していたので,手が真っ赤になって大変そうでした (でもその分楽しそうではありましたが)。来年は手袋の上から血糊をつけた方が良いですね。
<準備期間の様子>
<前日の様子>
当日受付を済ませたお客さんは,まずお化け屋敷の隣にある部屋で荒多研究所に関する映像を見ました。映像は,荒多研究所の正体について匂わせるようなホラー感満載の映像となっていました。映像はストーリーの作成,演技,動画編集まで,全てを学生が行いました。恥ずかしそうに演技しながらも,試行錯誤を繰り返し,より良い映像を作ろうとしており,とても頼もしかったです。
映像を見終わった後,係の学生による案内でお化け屋敷に足を踏み入れました。この案内にも怖さの演出のためのひと工夫がありました。係の学生がお化け屋敷の扉を開け,お客様を暗い部屋に案内したのですが,案内後にあえて扉を強く閉めることでドキドキ感のあるスタートとなっていました。
お化け屋敷の中は,一歩踏み入れると真っ暗。お客さんは視界が悪い中,足元にある道順を示すライトと手元にあるライトを頼りに恐る恐る進んでいきました。血だらけの壁や急に動き出すおばけたちにお客さんは大絶叫,,,
そんなお客さんの絶叫とは裏腹に,学生たちは大成功だと大喜び!頑張って準備をしてきた甲斐があったようです。
当日は,心理学科の先生や先輩方から多くの差し入れをいただきました。ドリンクに焼きそば,フランクルフトなど,バリエーション豊かな差し入れでした。先生や先輩が差し入れを持って現れた時の皆さんの顔は,とても嬉しそうでした。きっと素晴らしい燃料補給となったことでしょう。
<差し入れを嬉しそうに選ぶ学生たち>
最後は,心理学科の学生たち自身がお客さんとなり,お化け屋敷を体験しました。お化け役の学生は,既に一般のお客さんたちを怖がらせた後でお疲れだったと思いますが,学生達用におふざけも交えつつ,渾身の演技を続けてくれました。お客様を楽しませるだけでなく,自分たちも楽しめた素晴らしいお化け屋敷だったと思います。
<当日の準備の様子>
よりよいものにするために何度も変更を加え,学生たちは三蔵祭前夜まで案を出し合い,本当に素晴らしいお化け屋敷となりました。お化け屋敷にご来場いただいた皆様,ありがとうございました。2年生の皆さんはお疲れ様でした。来年の三蔵祭もぜひお楽しみに!