生命工学部

Faculty of Life Science and Biotechnology

アクアリウム科学実習(2)「魚病診断学実習・組織切片の作成と観察」

アクアリウム科学実習(2)「魚病診断学実習・組織切片の作成と観察」

アクアリウム科学コースの3年生を対象としたアクアリウム科学実習(2)では、ニシキゴイを使って魚病の診断や細菌感染症魚の組織観察を行います。

魚病の診断は、水産試験場や養殖場などでとても重要であり、魚が死亡した場合に原因を調べることで処置や対策をすることができます。

まずは病気にかかったニシキゴイの外部観察をし、その後解剖を行いました。
鰓を顕微鏡で観察したり内臓から菌を分離したりしていきます。

分離した菌は様々な試験を行い、どんな細菌なのかを調べます。

同時に、細菌感染症魚の組織観察を行うため、サンプルを固定しパラフィン包埋切片を作製します。

切片は観察しやすいようにヘマトキシリン・エオシンで染色します。

できた組織切片を顕微鏡で観察し、スケッチをします。

最後は魚の病気のお医者さんになって、原因とその病気に適した薬は何か?などを一通り体験しました。

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