【経済学科】三蔵祭:ゼミ一丸となって模擬店を企画・運営。フィナーレは鬼炎太鼓の演奏。
10月19日(土)と20日(日)に三蔵祭が開催されました。1日目はあいにくの豪雨でしたが、2日目は秋晴れとなり、多くの方にご来場いただきました。
~模擬店出店~
経済学科からは一昨年度、昨年度に引き続き、4つのゼミが模擬店を出店し、企画や運営を通して、生の経済を学びました。
石丸ゼミ:景品付きスーパーボールすくい
3・4年全員で協力
昨年を上回る来客数で大盛況
おかげさまで小さな子供たちにも喜んでいただけたようで
石丸ゼミ3年 筒井 祐希さん(岡山県・岡山龍谷高等学校出身)の感想:三蔵祭に出店側として参加するのは初めてで、すべてが新鮮でした。価格やルール決めについてゼミで意見を出し合い、景品の買い出しなど地道に用意し、少しずつ形になっていく工程がとても楽しかったです。当日は強雨や暴風などハプニングもありましたが、呼び込みや案内など、全員が一丸となってやり遂げました。帰り際に「楽しかったよ」と声をかけて下さったり、嬉しそうに景品を見せてくれるお子さんの姿を見て、とても満ち足りた気持ちになりました。今年の結果を踏まえ、来年はさらにより良い模擬店になるよう励みます。
楠田ゼミ:チュロスとイタリアン・ポテトを販売
チュロスのデコレーション選択やイタリアン・ポテトの味付けを工夫
ポテト担当:ゼミ内で2回試食会を実施
楠田ゼミ3年 池原花さん(広島県立福山明王台高等学校出身)の感想:模擬店を出店することも、企画を担当するのも初めてだったので、ゼミのメンバーと協力して無事に終えることができてよかったです。1日目はあいにくの大雨で、機材や食材が濡れないようにするのが大変でしたが、その中でもお客様に来店していただき大変さも忘れ、3年生だけでなく4年生も、大きな声で呼び込みや接客することができました。担当を決めて、うまく立ち回ることができたので、疲れもありましたが、楽しい2日間になりました。
高羅ゼミ:ホットサンドを販売
受付・会計・呼び込みは4年生が担当
串田倭人さん(左端)はこの後、鬼炎太鼓の演奏へ
3年生は調理担当。2日間で600食販売!
高羅ゼミ3年 小畑さくらさん(広島県立福山明王台高等学校出身)の感想:高校時代はコロナ禍で、文化祭で模擬店を出店することができなかったので、今回ゼミで出店できて楽しかったです。最少人数で出店したので、荷物運びやテント設営などの準備、当日も2日間立ちっぱなしで調理するなど大変でした。1日目は大雨が降るなど予想外なこともありましたが、多くの方にご来店いただき、おいしそうに頬張る姿を見て疲れもふっとびました。4年生の助けも借りながら、無事やり遂げたことは良い経験になりました。来年は模擬店巡りを満喫したいです。
早川ゼミ:チュロスを販売
3年生13名で出店
2日目の昼過ぎには完売。追加仕入れにいくほどの盛況ぶり
MOGITENグランプリ1位!
早川ゼミ3年 和田優香さん(広島県・銀河学院高等学校出身)の感想:価格設定や外装、味の種類などをゼミで何度も話し合いました。チュロスの販売は3年連続ですが、今回は5種類の味で、容器もカップと片手持ち1本を用意し、持ち歩きのための袋の提供など、工夫を凝らしました。全員が役割を超えて協力し合い、素早いサービスを心がけた結果、MOGITENグランプリ1位を受賞しました。チームワークや柔軟な対応の重要性を実感し、とても有意義な三蔵祭となりました。
~備後しんいち鬼炎太鼓~
2日目は、備後しんいち鬼炎太鼓による大迫力の太鼓の演奏でフィナーレ。4年生の串田倭人さんも演者として出演しました。
司会進行を務める串田さん
演奏順に、
①屋台囃子
地面に置いた横置きの長胴太鼓を腹筋で打ち続ける演目。締太鼓の技巧を相手に一回り太い桴を手に、圧巻のリズムを打ち続けます。
腹筋で太鼓を打つ串田さん(左から2人目)。
②こきりこ節
五箇山地方の代表的な民謡「こきりこ節」を鬼炎太鼓流にアレンジ。大小様々な太鼓から繰り出される表現の広さが特徴です。
③御三体喧嘩神輿太鼓
地元、新市町で千年の長きに渡り行われている祇園例大祭。その境内で演奏されるこの曲は、備後しんいち鬼炎太鼓の真骨頂とも云える激しい演奏で心を揺さぶります。
4年 串田倭人さん(広島県立福山誠之館高等学校出身)の感想:昨年までは三蔵祭運営委員会の一員として、クイズ大会などを企画し、ステージに立っていましたが、まさか今年も同じステージに立つとは思いもよりませんでした。出演メンバーや曲目はいつも通りで、三蔵祭でステージに立って司会をするのも毎年やってきたことですが、鬼炎太鼓の一員として司会をやるのは初めてだったせいか、いつもとは違った緊張感がありました。しかし、家族や友人、後輩、先生など自分のことを知っている人が多かった分、今までの感謝の気持ちを込めて叩くことができ、私の集大成を見せることができたかなと思っています。
来年度はみなさんもいっしょに模擬店を出店し、三蔵祭を盛り上げていきましょう!