【海洋生物科学科】~海と日本プロジェクト + C to Sea in 向島ドック2024~に参加

【海洋生物科学科】~海と日本プロジェクト + C to Sea in 向島ドック2024~に参加

5月18,19日に開催された「尾道マリンフェスタ in フェアウィンド」に引き続き、日頃からマリンバイオセンター水族館の運営に携わる海洋生物科学科アクアリウム科学研究室の4年生たちが、7月28日(日)に向島ドックで開催された「海と日本プロジェクト + C to Sea in 向島ドック 2024」にタッチングプールを出展しました。その模様を、海洋生物科学科の水上講師と同学科FUKUDAI Magメンバーの阪本がお知らせします。

 

「海と日本プロジェクト」のイベント

このイベントは、地域の子どもたちや従業員の家族らを対象に開催された日本財団と日本中小型造船工業会が実施している「海と日本プロジェクト」の一環で開催されました。今回は、海事都市尾道推進協議会が行う「C to Sea(シー・トゥー・シー)プロジェクト」との共催で行われました。当日は家族連れを中心に約730人が訪れ、ドック内での様々な催しを楽しまれました。福山大学からは、工学部機械システム工学科の中村准教授が担当の「ポンポン船作り」が昨年に引き続き出展しました。そして、海洋生物科学科からは、子どもたちに大人気の「タッチングプール」を出展しました🐟🐡🐙🦑🐚✨

タッチングプールのブースには、尾道市立向島中学校から2名の生徒がボランティアとして参加してくれました!!

会場設営時には、2人で協力して出口の看板を作成! 見やすく可愛い看板になりました。

設営はバッチリ!事前に用意していた生きもの紹介パネルもよく見えます。

一方、海洋生物科学科の学生たちは、前回同様、動物福祉の観点から水槽内の「生きもの触れ合いルール」を事前に決めて、来場者に説明しました。中学生も大学生をお手本にしながらしっかりと説明してくれました!

今回は屋内での開催のため、涼しい場所を求めて多くのお客様が来場してくれました。

 タッチングプールの利用者は、1日で約500名を越す盛況ぶりで、長蛇の列ができることも…

学生たちは、生き物の様子を見ながら生体に負担がかからないよう注意して、利用者との交流を楽しみました。

初めて海の生き物に触れる小さなお子さんには、学生たちが「触っても大丈夫だよぉ」とお手本を見せることで、少し怖がりながらも触れ合ってくれました。

また、タッチングプール以外にも水槽展示を行いました。

間近でじっくりと観察!!

海に棲む生き物に直接触れ合う機会は、滅多にない貴重な経験だと思います。私たちの活動を通して、子どもたちはもちろんそれを見守る大人たちも、生き物に対して優しい気持ちで接する人が増えてくれると嬉しいです。

ちょっと一息

展示活動の合間には日曜日の顔!サザエさんの姿が…!

一緒に記念撮影をして、しっかりとマリンバイオセンター水族館をアピールしました!

休憩時間には、高所作業車も体験。尾道水道が一望でき、気持ちの良い眺めでした。

学生たちも全力で楽しんだ 1日になりました!

この夏のマリンバイオセンター水族館

7,8月の夏休み期間は、マリンバイオセンター水族館も毎日多くのお客様で大賑わいでした。学生スタッフたちも卒業研究と並行して就職活動や学芸員実習にも取り組みながら、夏休みも無く来館者対応に忙しい毎日でした。9月に入り少し落ち着いてきましたが、これからの遠足シーズンを迎え、団体利用の予約問い合わせも多くなり、まだしばらくは賑やかな毎日が続きそうです。

みなさん、お待ちしています♬

平日のみの一般公開ですが、頑張る学生たちに会いに、マリンバイオセンター水族館にぜひお越しください!

 

福山大学マリンバイオセンター水族館

Instagram 公式アカウント

https://www.instagram.com/fukuyama_u_marinebiocenter/

 

学長から一言:日本財団と日本中小型造船工業会による「海と日本プロジェクト」の一環として向島ドックで催されたイベントで、海洋生物科学科アクアリウム科学研究室の水上講師や学生の皆さんが出展のタッチングプールと水槽展示、そして機械システム工学科の中村准教授の「ポンポン船作り」が会場を大いに盛り上げたようです。附属水族館でも夏休み返上で地域貢献に頑張った皆さん、本当にお疲れ様でした。

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